2014年3月20日木曜日

来月の読書カフェは4月12日(土)です。話題は佐藤優「サバイバル宗教論」です。

読書カフェの案内人、三室勇さんからのご案内です。

 読書カフェは2014年4月12日(土)です'
話題にとりあげるのは、「サバイバル宗教論」(佐藤優著、文春新書、800円+税)


「著者は元外務省主任分析官で、同志社大学大学院神学研究科修了した人。神学研究のエキスパートでもあります。その彼が同志社の隣りにある禅宗寺院相国寺の禅僧100人を相手にキリスト教、イスラム教、仏教などについて4回の特別講義を行い、それを本にしたものです。宗教という見えない世界がもつパワーが聞く者の頭に染みるように語られます。
(目次)
第一講 キリスト教、イスラーム教、仏教
第二講 「救われる」とは何か
第三講 宗教から民族が見える
第四講 すべては死から始まる」

参考までに本の紹介は下記を。
http://hon.bunshun.jp/articles/-/2225

先日とりあげた第150回直木賞受賞作「恋歌」(朝井まかて著)をめぐる語り合いはとても充実していました。

三室さんは6枚にわたるレジメを用意していただきました。
幕末の水戸藩の天狗党をめぐる壮絶な歴史物語は、とても興味をそそられました。吉村昭の「天狗争乱」、山川菊枝の「武家の女性」、そして山田風太郎の作品などを深く読み込まれた三室さんの解説は、数人の参加者だけで聞くにはほんとうにもったいと思わせるほどのものでした。

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