2017年1月4日水曜日

大阪自由大学通信50号です。

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

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2017年1月1日             (転載・転送・拡散歓迎)
大阪自由大学(Osaka Freedom University)通信 50号                                    
                         学長 倉光 弘己
                       http://kansai.main.jp/                        
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●公開講演会「漫画でみる宇宙と地球―宇宙の成り立ちと地球の未来―」

2017年1月16日(月)18:30~20:00
会場:上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2丁目5―8)
講師、尾池和夫さん(京都造形芸術大学学長、元京都大学総長)
参加費1000円、定員50人(先着順)

●連続歴史講座「大阪精神の系譜」

★第12期のテーマは「戦後の記憶(3)」として『検証 70年大阪万博―その遺産とはー』を取り上げます。1970年の3月14日の開幕から9月13日の閉幕までの半年間に約6400万人の入場者を記録した「EXPO′70」。それは戦後大阪の一大イベントであり、未来博とも工業博とも、さらに文化博ともいわれた。万博は大阪に何をもたらし、何を生み出したのか。失ったものは何か。そして万博後、大阪の街はどう変わったのか。開催からまもなく半世紀。70年大阪万博を検証してみる。

<第1回>2017年1月30日(月)=「統一テーマ『進歩と調和』を作った人たち~夢をかけた関西知識人~」講師 関西学院大学名誉教授 山路勝彦さん
<第2回>2月23日(木)「前衛芸術と大阪の街~ボクのパビリオン体験~」講師 大阪大学総合学術博物館教授 橋爪節也さん
<第3回>3月23日(木)「巨大イベントをメディアはどう伝えたか~万博ニュースの舞台裏~」講師 毎日新聞客員編集委員、元サンデー毎日編集長 八木亜夫さん
(時間はいずれも18:30~20;30)
【会場】上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2丁目5―8)
参加費各1000円、定員各50人(先着順)

●「うめきた」サロン

 梅田でちょっと寄り道して知的な語らいを楽しみませんか>(毎回、ゲストを招き、倉光学長が聞き手になり、楽しいサロンを開きます)

<第6回>2017年2月15日(水)14:00~15:30
「落語界に魅せられて―出囃子三味線奏者の思い」ゲスト、浅野美希さん(三味線奏者)
会場:大阪ガスエネルギー文化研究所 都市魅力研究室
(大阪市北区大深町3の1 グランフロント大阪ナレッジキャピタルタワーC713号、Cタワー玄関のエレベータで7階に上がってください)
参加費 1000円、定員40人(先着順)

●公開講演会「人を動かすアイデアのつくり方―『仕掛け学』の試みから―」
 
 ゴミ箱の上にバスケットゴールをつけたら、ついゴミを捨てたくなる。男子用トイレに的をつけたら、つい狙いたくなる。人を無理やり動かすのではなく「ついしたくなる」ように「仕掛け」ることで「いつのまにか」問題が解決されている。
 世の中にはそんな仕掛けが、いろいろな場所で巧みに使われています。話題の本「仕掛学」(東洋経済新報社)の著者に身のまわりの課題を楽しく解決する方法を語っていただきます。

2017年2月13日(月)18:30~20:00
会場:上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2丁目5―8)
講師、松村真宏さん(大阪大学経済研究科准教授)
参加費1000円、定員50人(先着順)

●公開講演会「地域再生の戦略ー大阪の交通まちづくりを考える」

 日本の各地で、中心市街地が衰退し公共交通は行き詰っています。それは、大阪の近郊でも無縁ではありません。 国内外の事例から、今後、急速に高齢化する 大阪のこれからの まちづくり におけるLRT(ライトレールトランジット:次世代型路面電車)の可能性について考えます。

2017年3月6日(月)18:30~20:00
会場:上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2丁目5―8)
講師、宇都宮浄人さん(関西大学経済学部教授)
参加費1000円 定員50人(先着順)

●公開講演会「『べっぴんさん』を読み解くー阪神間モダニズムからー」

 明治時代から、関西の中でも阪神間は、西洋文化を積極的に取り入れる先進地域でした。なかでもファッションは、絶えず時代の先端を行く発信地としての役割を果たして来ましたが、戦後に起業した「ファミリア」もその一つで、子供服という新しい時代を切り開きました。NHKの連続テレビ小説「べっぴんさん」のモデルになった「お嬢さんたちが創業したファミリア」について解説します。

2017年3月9日(木)18:30~20:00
会場:上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2丁目5―8)
講師、高木應光さん(神戸外国人居留地研究会)
参加費1000円 定員50人(先着順)

●スポーツ講座「スポーツ近代史余話―その真相を探る―」

 スポーツは社会とともに発展し、多くの事件を起こしました。時代の世相を色濃く反映し、話題を呼んだ事件の裏側に迫ります。
(講師は大阪スポーツマンクラブ会長、玉置通夫さん)

第1回=2月16日 野球はいつ渡来したのか( 明治初期)
第2回=3月16日 旧制一高応援団による外国人教授襲撃 (明治23年 )
第3回=4月6日 マラソン競技(五輪)のトラブル・珍事( 明治41、 45年)
第4回=5月11日 中等学校野球と白虹事件( 大正7年)
第5回=6月8日 初の国際的女子選手・人見絹枝の登場( 大正末ー昭和初期)
第6回=7月13日 東京六大学野球のリンゴ事件( 昭和8年)
第7回=9月14日 極東大会の終焉―満州問題 (昭和9年)
第8回=10月12日 ベルリン五輪の「日の丸」塗りつぶし (昭和11年 )
第9回=11月9日 プロ野球公認の八百長試合(昭和31年)
第10回=12月7日 新興国スポーツ大会と台頭する中国( 昭和38年)
(各木曜日 18時半~20時)
会場:おおさかシニアネット(大阪市中央区本町3-5-5、カネセビル3階)
定員40人、参加費 各回1000円

●新聞記者OBたちと考える「伝わる文章教室」~体験と想いを言葉に~

 さまざまな体験と想いを伝える表現レッスンに新聞記者OBたちと取り組んでみませ
んか。書き終えれば「自分史」の一端ができあがるかもしれません。

開催期間 3月4日~7月15日(第1・3土曜 14:00~16:00)
会場  NPO法人おおさかシニアネット(大阪市中央区本町3-5-5、カネセビル3
階)=地下鉄御堂筋線本町駅3番出口、御堂筋本町交差点東へスグ

講座内容
①毎回、講師陣が課題を提示。800字以内にまとめて次回までに提出。
②講師陣が全ての作品を添削。教室で受講者による合評と講師の講評。

定員15人(申し込みの際、年齢を明記)
参加費 5カ月、計10回(通期)2万円

講師陣
・元朝日新聞社会部記者 安村俊文
・元毎日新聞論説委員  池田知隆
・元毎日新聞編集委員  玉置通夫

●「東アジアを考えるー戦後71年、アジアと日本の現実」(第4期)
 大阪で身近に暮らすアジアをルーツの人たちの生の声を聞き、支えあいのアジア・ネットワークをつくりましょう。

<第8回>2017年1月18日(水)「放課後の”居場所”で日本語・社会体験?外国にルーツを持つ子供たちの教育支援?」
 放課後の”居場所”で、自然でのびのと日本の社会に溶け込んで育つことができるような教育支援を…。今、両親のどちらか、あるいはどちらもが外国人─そのような子どもたちが大阪でもふえています。「Minamiこども教室」やこども日本語教室「こどもひろば」の活動を紹介。
講師 呉野和美さん (阪大 文化動態・共生文明論コース大学院生)

<第9回>2月8日(水)「多文化共生人権教育 トッカビ子供会(仮)」
 トッカビ子供会は、1974年八尾市の被差別部落で中学生の非行問題がおきるなかで生まれた。生徒の1割はコリアンの生徒たちが占め、今では中国、ベトナム、そのほかのルーツの生徒たちがふえている。
講師 トッカビ子供会事務局長 朴洋幸(パク・ヤンヘン)さん

開催時間はいずれも19:00から21:00
会場:アジア図書館(大阪市東淀川区淡路5-2-17、阪急淡路駅下車徒歩3分)電話 06(6321)1839
定員30人、参加費各回1000円

●道浦母都子の「短歌塾」

隔月土曜日開催。次回は2017年2月18日(土)14:00~16:00
14時~16時、上田学園中津校舎(大阪総合デザイン専門学校)
(大阪市北区中津1丁目7番21号。地下鉄・御堂筋線中津駅(5)号出口より 徒歩すぐ、阪急電車中津駅より 徒歩3分)
参加費は2000円。参加希望者は事務局にご連絡ください。
参加される方は、次回の題詠「雪」と自由題の2首を事前に提出してください。

●読書カフェ(案内人、三室勇さん)

2017年1月28日(土)17:00~
北浜教室(大阪市中央区平野町2-2-9、ビルサライ701号室)
参加費は500円

取り上げるのは吉田修一『犯罪小説集』(KADOKAWA 2016.10)1500円+税

今回は小説を取り上げます。吉田修一は1997年作家としてデビューして以来、2002年『パレード』で山本周五郎賞、同年「パークライフ」で芥川賞、2007年の『悪人』で毎日出版文化賞、大佛次郎賞を受賞するなど高い評価を受けている作家です。2016年には芥川賞選考委員にもなっています。その彼の新著『犯罪小説集』を取り上げます。

●健康長寿連続講座第2回「健康長寿はお口の衛生から」

 健康長寿にはお口のケアが欠かせません。歯は全身のバランスを整える要です。今回は大阪大学歯学部の教授陣のみなさんを中心に最前線の研究なども踏まえて多様な視点からわかりやすく話っていただきます。

2017年3月8日(水)13:00開場、13:30開演―16:30閉会
会場 大阪大学中之島センター(大阪市北区中之島4-3-53)
入場無料。参加定員 200人(申し込み先着順)

主催 「健康長寿プロジェクト21」推進機構(大阪自由大学などで構成)

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