2015年9月29日火曜日

大阪自由大学授賞式が行われました。9月29日

大阪自由大学の授賞式が29日、大阪自由大学事務局で行われました。

倉光弘己学長から、大阪自由大学賞・奨励賞が柿本茂昭さんに行われました。

柿本さんは1949年生まれ、堺市在住。大阪大学を卒業後、大阪府立高校に勤められ、今年3月まで府立天王寺高校で国語を教えておられました。

今回、新聞で大阪自由大学賞の公募を知り、大阪の課題をまとめられました。授賞後の懇談会で、
「定年後、何か考えていきたいと思ったとき、新聞で大阪自由大学賞の公募を知りました。これからも、いろんなことを学んでいきたい」と語っておられました。


2015年9月10日木曜日

第1回大阪自由大学賞が決まりました。

                                 2015年9月10日発表
第1回大阪自由大学賞決まる

大阪自由大学賞 該当作なし
   奨励賞  「大阪(関西)の力」(柿本 茂昭)
       (ホームページから内容を読むことができます)
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   佳作   「近代建築物の保存と自由都市大阪」(濱田将司)
        「大阪と私」(吉田薫)
 
(講評)
 2015年の大阪では、「大阪都」構想が大きな話題となり、都市再生にむけての課題が市民の間で語られました。これを機に、大阪市の歴史と伝統を踏まえ、未来をどのように構想していくのか、「関西の力」の源はどこにあるのか、とついて市民のみなさんに問いかけ、多彩なご意見や提言をいただきたいと考え、大阪自由大学では「大阪自由大学賞」を設けました。

 そして2015年2月1日から同7月31日(当日消印有効)までの間、25編の応募をいただきました。その多くが暮らしの中からの考えていることを率直につづっておられ、高齢者の方が目立ちました。また俳句を街づくりのテーマに掲げものや、短歌に大阪への思いを込めたユニークな作品もありました。
 
 選考委員のみなさんには、作品に書かれてある意見、提言内容について、十分な説得力があるか、斬新な視点がみられるか、など熱心に論議をしていただき、上記のように決定しました。

 今回は、大阪自由大学賞は該当作なしとなりました。奨励賞には、大阪の現状、将来について明快にまとめておられた柿本茂昭さんの作品が選ばれました。

 全体的に見て、委員のみなさんから「テーマの設定がわかりにくかったのではないか」「ごく普通の市民にとって、何をどのように書いていいのか、難しい」という厳しいご指摘や、「私の好きな大阪人」など具体的な
課題を掲げたほうがいい、との助言をいただきました。


 大阪自由大学では、今回の結果を踏まえ同賞を今後さらに充実させ、育てていきたいと考えています。


2015年9月8日火曜日

学長によるブログ「倉光サロン」を開設しました。

学長によるブログ「倉光サロン」を開設しました。

ホームぺージの上部の項目案内「倉光サロン」からも入れます。
ご覧ください。

倉光サロン
http://kuramitusalon.blogspot.jp/


2015年9月4日金曜日

第1回うめきたサロン開催


●うめきたサロン


 梅田でちょっと寄り道して知的な語らいを楽しみませんか。
 毎回、ゲストを招き、倉光学長が聞き手になり、楽しいサロンを開きます。

第1回は「ことばの磨き方ー私の創作ノートからー」と題して、道浦母都子さん(歌人)に語っていただきました。

 9月4日(金)14:00~15:30
会場:大阪ガスエネルギー文化研究所 都市魅力室会議室

 会場いっぱいに埋め尽くした参加者のみなさん。




~参加者の感想から~

・言葉に関して考察を深めることができて、有意義でした。文章を書くうえでも参考になりました。

・先生のお声はとても優しく、またおきれいでした。自然体でいて深いものを感じました。お人柄だと思います。倉光学長との会話もとても息があっていらして、楽しい一時を過ごさせていただきました。


・道浦様のお話がとても心動かされ、とくに言葉の使い方、語彙の重要さなど同感いたしました。

・講座を受けてよかったです。今まで歌を作るなんて考えもしなかったですが、作ってみようと思いました。言葉の大事さ、年を積み重ねる度に思います。

・先生の話し言葉が美しいので、見習おうと思いました。


2015年9月1日火曜日

大阪自由大学通信34号です。

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 2015年9月1日              (転載・転送・拡散歓迎)
 大阪自由大学(Osaka Freedom University)通信 34号
                         学長 倉光 弘己
                         http://kansai.main.jp/
                         
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●連続歴史講座「大阪精神の系譜」

☆第9期「’大大阪’時代の実像」

 90年前、大阪市は人口、面積とも当時の東京市を抜いて国内最大の都市「大
大阪」に膨張した。御堂筋の建設、地下鉄の開通などで近代都市・大阪の原型が
出来上がった。「大大阪」と呼ばれた、その時代の実像とは―。

<第1回>10月1日(木)
「昭和12年の映画『大大阪観光』~映像にみるモダン都市・大阪~」
講師 大阪大学教授 橋爪節也さん
<第2回>10月29日(木)
「関一の大阪構想~学者市長の先見と限界~」
講師 桃山学院大学名誉教授 芝村篤樹さん
<第3回>12月2日(水)
「なぜコンクリート造なのか~大阪城天守閣復興の背景~」
講師 大阪歴史博物館学芸員 酒井一光さん
(時間はいずれも18:30~20;30)

【会場】上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2丁目5―8)
会場地図はhttp://www.ucf.jp/college/access.html
参加費1000円、定員50人(先着順)

●うめきたサロン

 梅田でちょっと寄り道して知的な語らいを楽しみませんか
(毎回、ゲストを招き、倉光学長が聞き手になり、楽しいサロンを開きます)

<第1回>「ことばの磨き方ー私の創作ノートからー」
ゲスト、道浦母都子さん(歌人)

 9月4日(金)14:00~15:30
会場:大阪ガスエネルギー文化研究所 都市魅力研究室会議室
(大阪市北区大深町3の1 グランフロント大阪ナレッジキャピタルタワーC7
13号、Cタワー玄関のエレベータで7階に上がってください)
参加費1000円、定員30人(先着順)

<第2回>「朗読を楽しむー太宰治の読み方」
ゲスト、金真須美さん(作家)
 11月26日(木)14:00~15:30
会場は同じく大阪ガスエネルギー文化研究所 都市魅力室会議室

●ほんまちサロン

「大阪にみる近代建築遺産―W.H.ヴォーリズと心斎橋大丸」
 今年末に閉館、建て替えが発表された大丸心斎橋店本館。ヴォ―リズ建築の最高傑作といわれ、大阪が最も華やかだった時代の百貨店建築として多くの人を魅了してきました。ヴォ―リズ建築事務所所蔵の設計原図と竣工当時の写真を通して、その建築遺産を考えます。

 10月19日(月)18:30~20:00
 おおさかシニアネット
 (大阪市中央区本町3-5-5 カネセビル3階)
講師は北夙川不可止さん(近代建築評論家、歌人)
定員 40人、参加費 1000円

●連続講座「東アジアを考える」
☆第3期「戦後70年―アジアと日本の現実」

 私たちの周囲には、アジアにルーツを持つ人たちが多く暮らしています。言葉
の壁もあり、その生活はおおむね苦しいものです。しかも「多文化共生」の理想
とは裏腹にまだまだ彼らへの偏見が根強く、戦後70年を迎えた今、不寛容な空
気が漂い始めています。議論もさることながら、まず現実を知ることが大切です。
今回は、中国帰国者や在日外国人の方々の生の声に耳を傾けてみます。

<第5回>9月16日(水)19:00~21:00
「難民として日本に暮らして」:ベトナム人の女性

 会場:アジア図書館
 大阪市東淀川区淡路5-2-17=阪急淡路駅から徒歩3分
 電話 06(6321)1839
 参加費1000円(資料代など)定員30人

●連続講座「スポーツに見る戦後70年」

 シリーズ第2弾として、昭和21年から50年代までの出来事を取り上げます。戦
後復興を果たし、高度経済成長の波に乗ってスポーツも歩んできました。大阪ス
ポーツマンクラブの玉置通夫会長がお話します。

<1>10月1日「東大、殊勲の2位」
昭和21年に復活を果たした学生野球で、最も注目されたのは、東京六大学での東
大の2位だった。予想外の奮闘は大きな話題となった。

<2>10月22日「ロンドン五輪不参加」
昭和23年、戦争で12年間も中断した五輪がロンドンで行われ、日本はドイツとと
もに招待されなかった。陸上や水泳で世界的なレベルだっただけに痛恨の不参加
となった。

<3>10月29日「田中がボストンマラソン初優勝」
昭和26年のボストンマラソンを西欧人以外で初制覇したのは、広島県出身の日大
生、田中茂樹。日本陸上界は快挙にわき、田中は現地の黒人社会からも大歓迎を
受けた。

<4>11月5日「佐伯通達と柳川事件」
昭和23年の学制改革によって中等野球は高校野球となり、男女共学の応援団とと
もに人気を博したが、有力選手を獲得したいプロ野球側とのトラブルが絶えなか
った

<5>11月12日「モスクワ五輪ボイコット」
ソ連のアフガニスタン侵攻に抗議して米国が呼びかけた1980年のモスクワ五輪ボ
イコットへの対応で、日本は大揺れとなり、結局、米国の追随した。

<6>11月19日「江川事件」
ドラフトの目玉選手だった江川卓をめぐり、巨人が仕掛けたなりふり構わない獲
得作戦は、社会問題ともなり、プロスポーツの非常識ぶりも明らかになった。

時間 いずれも各木曜日14:00~15:30
会場 大阪スポーツマンクラブ会議室
(大阪市西区靱本町2-1-4、靱テニスセンター地下、電話06・6441・0975、FAX
6441・0977)
受講料各1000円、定員20人
大阪スポーツマンクラブ、大阪自由大学共催、


●道浦母都子の「短歌塾」

 次回は10月3日(土)14:00~16:00 上田学園中津校舎「大阪総
合デザイン専門学校」〒531-0071 大阪市北区中津1丁目7番21号
(地下鉄・御堂筋線中津駅(5)号出口より 徒歩すぐ、阪急電車中津駅より 徒歩
3分)。テキストは「新・百人一首」(文春新書)
 参加される方は、次回の題詠「秋」と自由題の計2首を事前に提出してください。

●大阪自由大学「読書カフェ」(毎月1回)

 次回は9月12日(土)17:00~18:30、北浜教室(大阪市中央区平
野町2-2-9、ビルサライ701号室)
取り上げる本は、原田伊織 著『明治維新という過ち(改訂増補版)――日本を滅
ぼした吉田松陰と長州テロリスト』(毎日ワンズ、1.500円+税) です。
今年1月に出て、7月で11版と、よく読まれている本です。AMAZONベストセラー
1位にもなっています。

「もし長州・薩摩のテロ革命が成功せず、我が国が“明治維新という過ち”を犯
さなかったら世界に類をみない江戸システムをうまく活かし、日本はスイスか、
あるいは北欧三国のような穏やかな君主国になっていたのではないか。少なくと
も大東亜戦争に突入することは断じてなかったであろう(本文)」

戦後70年を明治維新にまで遡って考えてみる。学校教育で教えられた薩長史観の
日本近代史を根底から疑ってみる。そうした機運がこの本をベストセラーに押し
上げたと思われます。

●後援イベント

☆「朝鮮問題講演会in京都」

 10月16日(金)午後3時~午後5時
 キャンパスプラザ京都5F演習室(JR京都駅徒歩3分)
講師   山室信一・京都大学教授(前人文科学研究所長)
演題   「安重根の東洋平和論と日本国憲法」(仮題)
参加費   一般1,000円、学生無料
主催   朝鮮問題を考えるジャーナリスト懇話会
後援 大阪自由大学

☆「【大阪発】あかんで、日本!―理工系にとっての戦争―」

講師 山本義隆(科学史家、元東大全共闘議長)
 「日本の科学技術―理工系にとっての戦争」

講師 白井 聡(政治学者、京都精華大学専任講師)
 「ネオリベラリズムと反知性主義」

日時:11月7日(土)13:30開場、14:00開演
場所:御堂会館・南館5階ホール
〒541-0056 大阪市中央区久太郎町4-1-11
TEL(06)6251-5820(代表)
http://minamimido.jp/mido-kaikan/access.html

参加費:1500円
◎参加ご希望の方は、「参加お申し込み」ページ(公式ホームページ http://yamazakiproject.com/内)からお願いします。(定員になり次第、締め切りとさせていただきます)

主催:10・8山﨑博昭プロジェクト大阪事務局
連絡先:〒530-0047大阪市北区西天満4-8-2北ビル本館301号
北本法律事務所内
FAX: 06-6365-0009
公式ホームページ http://yamazakiproject.com/
E-mail monument108@gmail.com
協賛:一般社団法人 大阪自由大学(Osaka Freedom University)

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 大阪・自由大学の活動にはどなたもご参加いただけます。大阪の課題に限らず、
いまの日本、世界の動きをみつめながらともに考えていくべきテーマについてご
意見、ご提案をお寄せください。

*大阪自由大学は、会員によって支えられています。正会員(年額1万2000
円)、賛助会員(年額2000円)。正会員の方は年間を通して原則無料で参加
できます。(2015年4月1日改定)
 これまでに特別会員、正会員になっていただいている方は有効期間(1年間)
内はそのまま適用いたします。詳細はホームページをご覧ください)

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一般社団法人 大阪自由大学
大阪府吹田市豊津町9-22 大同門本部ビル7階(〒564-0051)
電話 06-6386-4575  FAX 06-6386-1893
E-mail: kansaiforum@gmail.com  URL: http://kansai.main.jp/
                    発行責任者 池田 知隆
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