2022年4月20日水曜日

6月4日(土) 午後5時よりZOOMで。 遠藤誉『ウクライナ戦争における中国の対ロシア戦略 世界はどう変わるのか』(PHP新書、2022年4月刊)です。

 次回の読書カフェは6月4日(土) 午後5時よりZOOMで行います。

取り上げる本は、遠藤誉『ウクライナ戦争における中国の対ロシア戦略 世界はどう変わるのか』(PHP新書、2022年4月刊)です。

https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85232-4


プーチンの始めたウクライナ戦争を隣国の中国はどう見ているのか。中国ウォッチャーとして知られる著者は、習近平の対露姿勢を「軍冷経熱」という言葉で説明しています。軍事侵攻は反対だが、アメリカから制裁を受けている者同士として、経済においては協調できる。ロシアの豊富なエネルギー資源などの利用、また、脱ドル経済圏の構築などが考えられます。第二次世界大戦後の世界の枠組み大きく変わろうとしているのでしょうか。

ロシア軍の攻撃が一段と強化されている現在、停戦の行くへが見えてきません。ただ早期停戦の成立を祈る気持ちです。