2015年3月27日金曜日

大阪精神の系譜第8期の内容が決まりました。


●連続歴史講座「大阪精神の系譜」
第8期「大衆音楽史の群像」

 大阪の心情や街角から発した曲やサウンドを通して、その時代性を読み解いていきます。
<第1回>5月28日(木)18・30~20・30
「作曲家服部良一と『道頓堀ジャズ』~『大大阪』が生んだ『音楽都市』~」
講師 大阪市史料調査会調査員 古川武志さん
=大阪で生まれ育った服部良一が魅了されたサウンドとその時代とは。

〈第2回〉6月25日(木)18・30~20・30
「なにわの歌作り半世紀~あかんたれの歌ごごろ~」
講師 作詞家 もず唱平さん
=「釜ヶ崎人情」「花街の母」などのヒット曲を生み出した作詞家の詩情の精神。

〈第3回〉8月8日(土)14・30~16・30
「笠置シヅ子の戦中と戦後~『ブギの女王』を育てた大阪的心情~」
講師 フリーライター(著「ブギの女王・笠置シヅ子」)砂古口早苗さん
 =戦中は「敵性歌手」、占領期は「敗戦歌手」。ブームを築いた「女王」が物語る
昭和史。
(第3回のみ開始時間が14・30分です。お気をつけ下さい)

2015年3月19日木曜日

「東アジアを考える」第3期「戦後70年・・アジアと日本の現実」の内容が決まりました。

「東アジアを考える」第3期
「戦後70年・・アジアと日本の現実」の内容が決まりました。

私たちの周囲には、アジアにルーツを持つ人たちが多く暮らしています。言葉の壁もあり、その生活はおおむね苦しいものです。しかも「多文化共生」の理想とは裏腹にまだまだ彼らへの偏見が根強く、戦後70年を迎えた今、不寛容な空気が漂い始めています。
議論もさることながら、まず現実を知ることが大切です。今回は、中国帰国者や在日外国人の方々の生の声に耳を傾けてみます。
  
4月22日(水)戦争で引き裂かれた人生-中国帰国者1世の女性
5月20日(水)老親と娘のため働き詰め--中国帰国者2世の女性
6月17日(水)父に捨てられてーフィリピン人家族の20代男性
7月15日(水)技能実習生の実態――バングラデシュ人の20代女性

会場は、アジア図書館です。

2015年3月18日水曜日

本町シニア亭の落語高座第2弾「桂福丸の『落語の新世界』6月5日開催

本町シニア亭の落語高座第2弾です。

「桂福丸の『落語の新世界』
6月5日(金)午後6時半~大阪・本町のおおさかシニアネットにて開きます。


2015年3月13日金曜日

「路地裏の探訪記者・村嶋歸之」についての講演。3月12日

●連続歴史講座「大阪精神の系譜」

第7期「近代メディアの群像」
 「商都」は新聞王国でもありました。明治から昭和にかけて活動した個性的なジャーナリストを取り上げていきます。

第2回=3月12日(木)18・30~20・30

 「路地裏の探訪記者・村嶋歸之~大正・昭和の社会報告~」と題して、桃山学院大非常勤講師 木村和世さんに、大阪毎日新聞に民衆への共感と愛情で底辺ルポを書き続けた記者、村嶋歸之の生涯とその時代に語っていただきました。

 会場には、村嶋の親戚の方も参加され、「子どものころにあった村嶋は、いつもおもしろい話をしてくれました」と語っていた。

参加者の感想から
・労働運動と新聞社の蜜月時代とは、驚きであった。それは社会背景(世の中の流れ)との関係か。新聞社の役割とはなにか。弱者の代弁者の立場か、読者拡大策か。

・本山彦一の販売戦略とはいえ、社会の底辺に視点をあてた村嶋のルポは、大阪の労働習慣や商習慣に一石を投じ、人々を目覚めさせる大きな助けになったのだということがわかり、歴史の溝に埋もれそうになっている村嶋の掘り起こしは重要だとおもいました。

・いままで知らなかった村嶋のことが、当時の労働運動、社会状況のなかで理解することができた。いまははやらないような労働運動が実はこれからの社会改革にはやはり必要なんだろうと思う。

・家族のことや社会背景など、丁寧に説明していただき、わかりやすかった。ですが、時間の限りがあったので、もっと仕事の話のほうに力点を置いてもらうほうがよかった。

・あまり知られていない人でしたので、お話を聞いていろいろわかり、イメージが膨らみました。

・現在社会でも発言などをセーブされることが多いマスコミの一社員が、自分の思うままに一時期活動した村嶋のような人物が、ふたたび毎日新聞の一員としていまよみがって活動してほしいと思った。

・大阪が我が国の労働運動に関して重要な役割を果たしていたことを知りました。

2015年3月3日火曜日

大阪自由大学通信28号です。

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2015年3月1日      (転載・転送・拡散歓迎)
大阪自由大学(Osaka Freedom University)通信 28号
                        学長 倉光 弘己
                        http://kansai.main.jp/
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新企画「挑戦する表現者たち―大阪に生きる」第2期シリーズ

 関西に拠点をおいて活躍中の作家、ジャーナリスト、アーテストなど多彩な表現者のみなさんに熱い思いを語っていただきます。
<1> 5月18(月)「「大阪言葉の魅力とパワー」寺谷一紀さん(フリーアナウンサー)
<2> 6月15日(月)「変わる大阪の街場ー『くいもん屋』を歩いてー」江弘毅さん(編集者)
<3> 7月13(月)「大阪の文学―その魅力と可能性」玄月さん(芥川賞作家) 
 開催時間は18:3020:30
 会場は、上田安子服飾専門学校(大阪市北区芝田2丁目5―8)本館。

連続歴史講座「大阪精神の系譜」

第7期「近代メディアの群像」
 「商都」は新聞王国でもありました。明治から昭和にかけて活動した個性的なジャーナリストを取り上げます。

第2回〉3月12日(木)18・30~20・30
「路地裏の探訪記者・村嶋歸之~大正・昭和の社会報告~」
講師 桃山学院大非常勤講師 木村和世さん
=大阪毎日新聞に民衆への共感と愛情で底辺ルポを書き続けた1人の記者がいた。その生涯と時代。
第3回〉3月26日(木)18・30~20・30
「近代大阪ジャーナリズムの軌跡~中江兆民、内藤湖南らの世界~」
講師 元毎日新聞論説委員 池田知隆さん
 =大阪新聞界の揺籃期、ジャーナリスト精神を基点に世界を広げた傑物たち。

【会場】いずれも上田安子服飾専門学校本館
(大阪市北区芝田2―5―8)=JR大阪駅、阪急梅田駅から徒歩5分
会場地図はhttp://www.ucf.jp/college/access.html
定員50人(先着順)、参加費 各1000円

連続講座「映画に見る大阪」

第4期「野望の街大阪―激しく生きる男たち―」

 大阪に生きる人々は、ごく普通の庶民とはいえ、どうして鮮やかで人間味があふれているのでしょうか。銀幕からは、さまざまな喜び、哀しみを通して人間という性(さが)がくっきりと立ちのぼってきます。映画のなかに描かれたいくつかの場面を抜き出し、多彩な視点から語りあいます。

<3>3月10日「TATTOO<刺青>あり」(高橋伴明監督、宇崎竜童、関根恵子 1982年)講師 大阪大学教授 上倉庸敬さん
<4>3月24日「白い巨塔」(山崎豊子原作、山本薩夫監督、田宮二郎、田村高廣 1966年)      
講師 大阪大学招聘准教授、吉田馨さん
 (いずれも火曜日18時半~20時。 定員30人。参加費、1000円)
会場、上田安子服飾専門学校本館

公開講座「春はスポーツから」
     
 春、大阪では大相撲春場所が始まり、センバツ、プロ野球公式戦開幕が球春を告げる。今年のスポーツ界は節目の話題が満載、その魅力を語ります。

<1>3月4日(水)「戦後70年のラグビー」戦後いち早く立ちあがったラグビー。昭和20年秋の中心に。
<2>3月11日(水)「高校野球100年」意外と知られていない甲子園球場前史を中心に。
<3>3月19日(木)「人見絹枝の人生」スポーツ選手、新聞記者として活躍したその人物像。
<4>3月25日(水)「阪神タイガース80年」巨人と対比される阪神という球団の人気の秘密を探る。
(いずれも18・30~20・30)
会場 上田安子服飾専門学校本館
講師 玉置 通夫 さん(元毎日新聞編集委員) 
定員 40人(先着順)、参加費1000円(資料代など)


NEW!落語「本町シニア亭<落語の新世界>」

6月5日(金)18:30~20:00、おおさかシニアネット。
桂福丸師匠に登場願います。詳細は後日、ご連絡します。

道浦母都子の「短歌塾」

 次回は4月18日(土)1400~ 上田学園中津校舎「大阪総合デザイン専門学校」〒531-0071 大阪市北区中津1丁目721
(地下鉄・御堂筋線中津駅(5)号出口より 徒歩すぐ、阪急電車中津駅より 徒歩3分)
テキストは「新・百人一首」(文春新書)
参考文献:「現代の短歌  篠弘の選ぶ1003840首」(新版、東京堂出版)
参加される方は、次回の題詠「緑」か「みどり」、自由題の計2首を事前に提出してください。

大阪自由大学「読書カフェ」(毎月1回)

(案内人、三室勇さん)
次回は2015年3月14日(土)午後5時、北浜教室

取り上げるのは、矢部宏治『日本はなぜ「基地」と「原発」が止められないのか』(集英社インターナショナル、2014.101200円(税別)
http://www.shueisha-int.co.jp/archives/3236
(上記サイトの立ち読みで、一部本文が読むことができます)

◯案内文
目からウロコ本、謎解き本、沖縄・原発から「天皇+米軍」の日本権力構造、日本が置かれている国際政治の位置など、分かり易く、政治の素人の視線で、探っていくかたちを取った本です。著者は孫崎享『戦後史の正体』など、「〈戦後再発見〉双書」の企画・編集者です。 

大阪自由大学賞にご応募ください!!(内容が一部変更になりました)
 
 大阪はいま、大きな変貌をとげようとしています。今年5月に大阪都構想について住民投票が行われます。歴史都市としての大阪市は消えていくのでしょうか。「大阪と私」「関西の力」についてみなさんの思い、意見、体験や提言などをお寄せください。
◎大阪自由大学大賞(副賞30万円)
◎同     奨励賞(副賞5万円、2件)
*「大阪と私」「関西の力」をテーマに原稿用紙10枚以内。未発表のものに限ります。

<選考委員>
・後藤正治(ノンフィクション作家)
・黒川博行(直木賞作家)
・道浦母都子(歌人)
・木津川計(雑誌「上方芸能」発行人、大阪自由大学前学長)
・倉光弘己(大阪自由大学学長)

<募集期間>
 募集中。締め切りは7月末日まで。(結果発表は2015年9月予定)

<応募方法>
 住所、氏名、年齢、連絡先(電話、メールアドレスなど)を記入し、印刷したものを郵送で大阪自由大学事務局あてにお送りください。

 大賞、奨励賞の受賞作は、大阪自由大学のホームページ上で公開するほか、受賞者には公開サロンで講演をお願いすることもあります。

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 大阪・自由大学の活動にはどなたもご参加いただけます。大阪の課題に限らず、いまの日本、世界の動きをみつめながらともに考えていくべきテーマについてご意見、ご提案をお寄せください。
(大阪自由大学は、会員によって支えられています。特別会員(年額1万円)になっていただければ、年間を通してすべての催しに無料で参加できます。詳細はホームページをご覧ください)
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一般社団法人 大阪自由大学
大阪府吹田市豊津町9-22 大同門本部ビル7階(〒564-0051
電話 06-6386-4575  FAX 06-6386-1893
E-mail: kansaiforum@gmail.com  URL: http://kansai.main.jp/
                    発行責任者 池田 知隆

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