2023年6月1日木曜日

大阪自由大学通信107号です。

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2023年6月1日           (転載・転送・拡散歓迎)

大阪自由大学(OSAKA FREEDOM UNIVERSITY)通信 107号

                      http://kansai.main.jp/

             参加申し込みはe-mail: kansaiforum@gmail.com へ。

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●大阪自由大学LINE公式アカウントを作成しました。最新情報を案内し、こちらからも簡単に参加申し込みできます。

https://lin.ee/i1yjw66

●映画塾新企画

『「新しい戦前」の時代にー映画でたどる昭和史ー』

  タレントのタモリさんが昨年末、2023年は「新しい戦前」になるのではないかと語り、遠くない将来、再び戦争に参加する可能性にふれていました。日本映画史に燦然と輝く名作を残した脚本家、笠原和夫さんの昭和史をめぐる映画を観ながら、「戦前の時代」を考えていきます。

 第3回6月13日(火)『あゝ決戦航空隊』(山下耕作監督、1974)

    鶴田浩二・菅原文太・小林旭・渡瀬恒彦・池部良…

 第4回7月11日(火)『仁義なき戦い』(深作欣二監督、1973)

    菅原文太・松方弘樹・伊吹吾郎・渡瀬恒彦・金子信雄・梅宮辰夫…

 14:00~16:00

 講師は 上倉庸敬さん(大阪大学名誉教授)

 会場 大阪淀屋橋、中楽坊情報館。

(大阪市中央区伏見町4-2-14 WAKITA藤村御堂筋ビル 

 地下1階/大阪メトロ「淀屋橋駅」13番出口を出て南側すぐのビル)

 定員20人。各回1000円


●公開講座「地震と生きるー大地は何を語るのかー」

 日本の歴史は地震の歴史ともいえる。どんな時代に地震が起きて、人々の身に何をもたらしたのか。「地震考古学」から見た過去の経験と教訓を考えてみたい。

 第3回6月6日(火) 「悩んだ道真    九世紀の地震と現代」

 14:00~15:30

 講師は 寒川 旭さん(地震考古学者)

  1947年香川県生まれ。東北大学大学院博士課程修了。理学博士。独立行政法

人産業技術総合研究所で長く研究員を勤めた。著書に「地震考古学」「地震の日

本史」など。

 会場 大阪淀屋橋、中楽坊情報館。

 定員20人、受講料1000円

 第1回5月16日(火)「どうする秀吉  天正地震と慶長伏見地震」

 第2回5月30日(火)「不運な綱吉  南海トラフ巨大地震と現代」

 は、大阪自由大学動画チャンネル(無料)にアップしています。

https://www.youtube.com/channel/UCRve3OyXKISWOmERgWNlGCw/videos

●なにわ歳時記「大阪の祭礼~天神祭~」

 大阪の年中行事や祭りを時季に合わせて紹介する「なにわ歳時記」シリーズ1回目は

大阪の夏を彩る天神祭です。天神祭の歴史や行事、祭りを支える講社などを、絵画や写真資料を使いながら解説します。

 講師は 澤井浩一さん(大阪歴史博物館 学芸員)

 日時:7月13日(木)14:00~15:30

 会場 大阪淀屋橋、中楽坊情報館

 定員20人、受講料1000円

●公開講座「石川啄木の『一握の砂』をよむ」

 『一握の砂』は1910年に発表された石川啄木の第一歌集。流れゆく時の中に消えるささやかな生、という意味が込められ、広く親しまれていますが、現在の視点から啄木の歌をよみ直します。

 講師は 田口道昭さん(立命館大学教授)

 日時:9月21日(木)14:00~15:30

 会場 大阪淀屋橋、中楽坊情報館

 定員20人、受講料1000円

●公開講座「漱石文学はすごい! 『こころ』から『明暗』へ」

 夏目漱石は文学をどこまでも探く究め、生きようとした。その作品世界には神の視点が迫り、人間の至り得る極北の時空を思わせる。

  第1回=10月12日(木)『こころ』の苦悩と、決裁

 第2回=11月9日(木)『道草』の認識と、許し

 第3回=12月14日(木)『明暗』の確執と、可能性

 14:00~15:30。

 講師は鳥井 正晴 さん(相愛大学名誉教授)

 兵庫県生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。漱石研究55年の蘊蓄(うんちく)を語っていただきます。

 会場 大阪淀屋橋、中楽坊情報館

 定員20人、受講料1000円


●読書カフェ(ZOOMによるオンライン開催)

 次回開催は未定。前回取り上げましたエマニュエル・トッドの

『我々はどこから来て、今どこにいるのか? 上 アングロサクソンがなぜ覇権を握ったか」

『我々はどこから来て、今どこにいるのか? 下  民主主義の野蛮な起源』

については、

 大阪自由大学動画チャンネル(無料)にすでにアップしています。


●スポーツ連続講座「スポーツ近代史余話-その真相を探る(その6)」

 第4回=6月8日「プロ野球の珍記録(5連打で無得点など)」 

(年間プログラムはホームページをご覧ください)

 講師は大阪スポーツマンクラブ会長、玉置通夫さん)

 開催時間は木曜日18:30~20:00

 会場はおおさかシニアネット(大阪市中央区本町3-5-5、セントピア御堂筋本町(旧カネセビル)2階 地下鉄本町駅3番出口より徒歩1分)。

 定員20人、参加費各回1000円


●講座「東アジアを考える」(参加無料)

「オーストリア敗戦後の移民受け入れ及びウクライナ難民が置かれている情況」

 6月24日(土)19:00から21:00までZOOMによるオンライン開催。講師はオーストリア大学博士、元大阪産業大学名誉教授のM.リングホーファーさん。

 ロシアによるウクライナ侵略戦争に終わりが見えません。一進一退の戦況は報道されていますが、周辺のヨーロッパ諸国に及んでいるはずの影響などの報道は多くないのです。特に難民の問題は、日本とは比較にならない深刻さだと思われます。

 昨秋、オーストリアに一時帰国してこられた難民問題の研究家であり、元大阪産業大学名誉教授のリングホーフアーさんに、数十年前から難民を受け入れてきたオーストリアでのウクライナ難民問題を中心にうかがいます。


 下記までメールで事前にお申込みください。後日、参加ID、パスコードをお知らせします。kiyohiko-abe@sutv.zaq.ne.jp(担当:アベ)

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*これまでの講座内容は大阪自由大学チャンネル(無料)にアップしています。自由にご覧ください。

https://www.youtube.com/channel/UCRve3OyXKISWOmERgWNlGCw/videos

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 大阪自由大学の活動にはどなたもご参加いただけます。大阪の課題に限らず、いまの日本、世界の動きをみつめながらともに考えていくべきテーマについてご意見、ご提案をお寄せください。

 大阪自由大学の10年の歩みについて書いています。

「洪庵のたいまつ」を掲げてー大阪自由大学の10年

http://gendainoriron.jp/vol.33/column/t-ikeda.php

(現代の理論デジタル版33号、2023年2月8日発信)

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大阪市中央区平野町2-2-9 ビルサライ701号(〒541-0046)

大阪自由大学

電話 050-5583-7403 FAX 06-6226-5596

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                    発行責任者 池田 知隆

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