2016年3月28日月曜日

「『新日本放送』からの出発ー独自路線の大阪民放史ー」

大阪自由大学連続歴史講座「大阪精神の系譜」第10期
「戦後の記憶」第3回

「『新日本放送』からの出発ー独自路線の大阪民放史ー」
講師 辻一郎さん(元毎日放送報道局長・編成主幹)

  日本で最初の民放局の1つが新日本放送(現毎日放送)。大阪民放の変遷をたど
る.
 大阪テレビがどのように分かれていったのか。その裏話などとても興味深いお話しでした。





お話の内容は、大阪自由大学チャンネル(動画)でご覧になれます。(大阪自由大学のホームページからお入りください)


レジメは
http://kansai.main.jp/swfu/d/tsuji20160328.pdf/
にあります。

以下は参加者の感想と懇親会の風景です。

~参加者の感想から~
・自由(民間)放送を設立~運営の難しさやご苦労が目に浮かびます。我々の青少年時代はTVよりもラジオ、特に朗読、深夜放送で過ごしたと思います。
残念なのは時代の流れと言っても話術の低下です。落語、漫才師etc.がバラエティー化して俗悪な話法や言葉の乱用です。ラジオもそろそろ真面目に聞かせる番組や内容、タレント起用に期待したいです。

・毎日、朝日のこれまでの歩みや関係が良く理解できた。小学校高学年から中学校卒業まで田舎で予期聴いたラジオ番組が列記されていて懐かしかった。視聴率ベスト20の内半分以上の番組内容をかすかに覚えていた。現在の番組は「ワイワイガヤガヤ」の内容のないものばかり。また、「阪神タイガースの野球中継」ばかりでおもしろくないのでほとんど聞かない。NHKのスポーツ放送、国会中継、のど自慢、定時ニュースはよく聞くが…。

・どの内容も興味深く特に大阪テレビの設立&朝日に引き取られた件が。毎日放送はその昔、今Eテレのような教育番組を放送していたように思うのですが今後の私の課題となりました。ありがとうございました。

・ラジオ放送、テレビ放送の歴史がわかってよかった。東京と大阪の番組の特色も理解できた。



2016年3月10日木曜日

連続歴史講座「大阪球場の南海ホークス」盛況でした。

連続歴史講座「大阪精神の系譜」の
第10期のテーマは「戦後の記憶」です。
―占領期から再生へ。残して置きたい都市の軌跡とは。―

その第2回「大阪球場の南海ホークス~都市とファンの文化史」が10日開催されまました。
 講師 関西大学教授  永井良和さん

 消えた球場と街を去っていった球団。ファンはその盛衰をどう受け止めたか、をめぐってたくさんの話題を盛り込んで、楽しく語っていただきました。

お話しの内容は、大阪自由大学チャンネル(Youtube)にアップしています。
下記をクリックしてください。

https://www.youtube.com/watch?v=jTOVqZ955n8

懇親会にも多くの人に参加していただき、永井さんを囲んでの楽しいひとときを過ごすことができました。

~参加者の感想から~
・プロ野球の歴史(戦前創成期から戦後)等、興味深い話が私鉄の経営と絡めて面白く聞けた。

・面白かった。大阪、関西と戦後のスポーツ(野球)の足跡を学べた。

・南海ホークスのオールドファンとして懐かしいお話と、南海ホークスの当時の復刻されたユニフォームを拝見して、何回も行った大阪球場を懐かしく思い出しました。南海・近鉄ファン同志の「やじ合戦」も楽しい思い出としてよみがえりました。



2016年3月2日水曜日

大阪自由大学通信40号です。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□■□■□■□■
 2016年3月1日             (転載・転送・拡散歓迎)
 大阪自由大学(Osaka Freedom University)通信 40号
                                    
  学長 倉光 弘己
                         ttp://kansai.main.jp/
                        
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□□■□■□■□■□■□■

●大阪自由大学チャンネルを新設しました。
これからは、講座やイベント内容などもできるだけ動画で発信していきたいと考
えています。

●連続歴史講座「大阪精神の系譜」
☆第10期のテーマは「戦後の記憶」です。
―占領期から再生へ。残して置きたい都市の軌跡とは。―

<第2回>3月10日(木)「大阪球場の南海ホークス~都市とファンの文化史」
講師 関西大学教授  永井良和さん
消えた球場と街を去っていった球団。ファンはその盛衰をどう受け止めたか

<第3回>3月28日(月)「『新日本放送』からの出発~独自路線の大阪民放
史~」講師 元毎日放送報道局長・編成主幹 辻一郎さん
<日本で最初の民放局の1つが新日本放送(現毎日放送)。大阪民放の変遷をたど
る>(時間はいずれも18:30~20;30)

【会場】上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2丁目5―8)
会場地図はhttp://www.ucf.jp/college/access.html
参加費1000円、定員50人(先着順)

●「うめきた」サロン
 梅田でちょっと寄り道して知的な語らいを楽しみませんか
(毎回、ゲストを招き、倉光学長が聞き手になり、楽しいサロンを開きます)

<第4回>「女性講談師が見た真田丸」(仮題)
ゲスト、旭堂小二三さん(講談師)
2016年4月22日(金)14:00~15:30
会場:大阪ガスエネルギー文化研究所 都市魅力研究室
(大阪市北区大深町3の1 グランフロント大阪ナレッジキャピタルタワーC7
13号、Cタワー玄関のエレベータで7階に上がってください)
参加費 1000円、定員40人(先着順)

 江戸時代から続く話芸「講談」。女性の若手講談師として活躍している旭堂小二三さんに講談の魅力を自由自在に語っていただきます。

●公開講演会「東京の芸能、大阪の芸能」
講師、木津川計さん(雑誌「上方芸能」発行人)

2016年4月18日(月)18:30~20:00
【会場】上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2丁目5―8)
参加費1000円、定員50人(先着順)

●連続映画講座第5期「銀の森の美女たちー時代を彩る美の系譜ー」

 暗闇の銀幕に浮かびあがる美しいヒロインたち。その美しさ、凛々しさ、魅惑的なしぐさに人々は、それぞれの喜び、哀しみを重ねながら愛してきました。今回は、大阪大学名誉教授の上倉庸敬さんと大阪大学非常勤講師の吉田馨さんに、映画に描かれたいくつかの場面を抜き出しながらその美の系譜を語ってもらいます。

第1回=4月14日 原節子「晩春」 上倉庸敬さん
第2回=5月12日 香川京子「悪い奴ほどよく眠る」吉田馨さん
第3回=5月26日 綾瀬はるか「海街diary」上倉庸敬さん
第4回=6月23日 岡田茉利子「鏡の女たち」吉田馨さん
第5回=6月30日 岸恵子「雪国」上倉庸敬さん
第6回=7月 7日 芦川いづみ「乳母車」上倉庸敬さん
  (いずれも木曜日の開催時間は18:30から20:00)

会場(第1回)  おおさかシニアネット
会場(第2~6回)上田安子服飾専門学校本館
定員は50人、参加費は各回1000円

●スポーツ講座「スポーツ事件の裏の裏―その真相を探る―」

 スポーツは社会とともに発展し、多くの事件を起こしました。時代の世相を色濃く反映し、話題を呼んだ事件の裏側に迫ります。
(講師は大阪スポーツマンクラブ会長、玉置通夫さん)

第1回=4月21日「清原事件を考える」
第2回=5月19日「野球害毒論争」
第3回=6月 9日「古代オリンピック事件簿」
第4回=7月14日「ヒットラーとベルリン五輪」
第5回=9月 8日「東京五輪フィーバー」
第6回=10月13日「大相撲界最大の騒動、春秋園事件」
第7回=11月17日「力道山の死」
第8回=12月8日「南海ホークス蔭山監督の急死」
 (各木曜日 18時半~20時)
会場:おおさかシニアネット
定員40人、参加費 各回1000円

●「東アジアを考えるー戦後71年、アジアと日本の現実」(第4期)
 大阪で身近に暮らすアジアをルーツの人たちの生の声を聞き、支えあいのアジア・ネットワークをつくりましょう。

4月13日(水)=「一人芝居・柳行李の秘密」
 解放前から解放後へと連綿と続いてきた苦難に満ちた在日女性の三代史を、在日2世の朴明子さんが一人3役で演じる。上演後はトークと希望者にチマチョゴリ試着体験あり。講師、金明子さん(FMわいわい(神戸長田)のパーソナリティ)

5月18日(水)「サハリン残留コリアンとの交流を通じて」
 日本の戦後処理とも関わる問題でありながら、知られることの少ない在サハリンコリアンの過去、現在。現地を訪問し、交流や聴き取りをめぐって。
 講師、梁千賀子さん(生野区の学校で教える在日3世の民族講師)

6月15日(水)「祖父の国でくらして(仮)」
 講師、日系ブラジル人男性。 
      
7月20日(水)「ハノイと大阪・・学んでふくらむ夢(仮)」
 講師、ハノイ出身のベトナム人留学生(大阪大学経済学部、在大阪ベトナム青年学生協会長)

開催時間はいずれも19:00から21:00
会場:アジア図書館(大阪市東淀川区淡路5-2-17、阪急淡路駅下車徒歩3分)
電話 06(6321)1839

定員30人、参加費1000円

●道浦母都子の「短歌塾」

 次回は4月9日(土)14:00~16:00 上田学園中津校舎「大阪総合デザイン専門学校」〒531-0071 大阪市北区中津1丁目7番21号
(地下鉄・御堂筋線中津駅(5)号出口より 徒歩すぐ、阪急電車中津駅より 徒歩3分)。テキストは「新・百人一首」(文春新書)。参加希望者は、次回の題詠「卵」と自由題の計2首を事前に提出してください。

●大阪自由大学「読書カフェ」(毎月1回)
案内人、三室勇さん

 次回は3月12日(土)午後5時から6時半、北浜教室。
松尾豊『人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの』(角川EPUB選書、1512円)

http://www.kadokawa.co.jp/product/321410000316/

 ダボス会議2016では「仕事がない世界」がひとつのテーマになりました。その背景に急速に進む「人工知能(AI)」があります。googleの開発したクルマの自動運転は将来、職業としての運転手がいらなくなるといった危惧が出てきています。あらゆる分野に人工知能が使われる時代が間近に来ています。人工知能に何ができて、何ができないのか。人間社会の未来は? SFではない近未来を知るうえで、欠かせないものと思います。
(出版社の紹介コピー)
グーグルやフェイスブックが開発にしのぎを削る人工知能。日本トップクラスの研究者の一人である著者が、最新技術「ディープラーニング」とこれまでの知的格闘を解きほぐし、知能とは何か、人間とは何かを問い直す。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 大阪・自由大学の活動にはどなたもご参加いただけます。大阪の課題に限らず、いまの日本、世界の動きをみつめながらともに考えていくべきテーマについてご意見、ご提案をお寄せください。
*大阪自由大学は、会員によって支えられています。正会員(年額1万2000円)、賛助会員(年額2000円)。正会員の方は年間を通して原則無料で参加できます。
 これまでに特別会員、正会員になっていただいている方は有効期間(1年間)内はそのまま適用いたします。詳細はホームページをご覧ください)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一般社団法人 大阪自由大学
大阪府吹田市豊津町9-22 大同門本部ビル7階(〒564-0051)
電話 06-6386-4575  FAX 06-6386-1893
E-mail: kansaiforum@gmail.com  URL: http://kansai.main.jp/
                       発行責任者 池田 知隆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・