2014年5月12日月曜日

15日、作家、後藤正治さんが「奇蹟の画家-石井一男さん」について語る。ぜひご参加を。

「『奇蹟の画家』をめぐって-神戸の画家、石井一男さんの世界」

 5月15日(木)18:3020:30
 会場は、上田安子服飾専門学校(大阪市北区芝田2丁目5―8)本館。
会場地図http://www.ucf.jp/college/access.html

後藤正治さん(作家)
定員 50人(先着順)。参加費1000円
 申し込みは、大阪自由大学 
大阪府吹田市豊津町9-22 大同門本部ビル7階(〒564-0051
電話 06-6386-4575
FAX 06-6386-1893
E-mail: kansaiforum@gmail.com
URL: http://kansai.main.jp/

アマゾンの紹介文から)                    
 絵を見て、泣いたことがありますか?「女神像」が多くの人の心を捉え、今や個展に人が押し寄せる画家・石井一男は、50代まで画家として世に出ることはなかった。石井の清貧の暮らし、彼を世に出した画商、そして彼の絵に救われた人々。「本当の豊かさ」とは何かを教えてくれる、珠玉のノンフィクション。 

ノンフィクション作家・後藤正治が「小さな物語を書きたい」と感じた一枚の絵との出会い。その絵は、49歳まで完全に無名だった孤高の画家・石井一男によるものだった。

飲食店や新聞運びなどの仕事をして穏やかに生活をしていた石井が、突如喜びとともに絵を描くようになったのは46歳のとき。以降淡々と好きな絵を描き続けてきた。口下手で穏やかな石井と、神戸のギャラリー海文堂の島田との出会い。画家になりたいと思ったのではない、生きる証として素直に、無心に描き続けた絵。その無名の作家の作品に、多くの人々が救われていくさま。石井や周囲の人々を通し、多くの人の心をとらえて離さない作品と画家の魅力、そして「豊かさ」の本来の意味を教えてくれる、温かくも珠玉のノンフィクション。

「ノンフィクションとは、対象を解きほぐしたいという渇望に導かれてあるものであるが、本書の場合、そのベクトルは少し違っていた。解くのではなく、より深く感受したいといういという希求であったように思える」あとがきで著者自らが書いたように、多くの人に「感受してほしい」作品がここにある。

 講談社文庫 617円


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