2015年9月10日木曜日

第1回大阪自由大学賞が決まりました。

                                 2015年9月10日発表
第1回大阪自由大学賞決まる

大阪自由大学賞 該当作なし
   奨励賞  「大阪(関西)の力」(柿本 茂昭)
       (ホームページから内容を読むことができます)
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   佳作   「近代建築物の保存と自由都市大阪」(濱田将司)
        「大阪と私」(吉田薫)
 
(講評)
 2015年の大阪では、「大阪都」構想が大きな話題となり、都市再生にむけての課題が市民の間で語られました。これを機に、大阪市の歴史と伝統を踏まえ、未来をどのように構想していくのか、「関西の力」の源はどこにあるのか、とついて市民のみなさんに問いかけ、多彩なご意見や提言をいただきたいと考え、大阪自由大学では「大阪自由大学賞」を設けました。

 そして2015年2月1日から同7月31日(当日消印有効)までの間、25編の応募をいただきました。その多くが暮らしの中からの考えていることを率直につづっておられ、高齢者の方が目立ちました。また俳句を街づくりのテーマに掲げものや、短歌に大阪への思いを込めたユニークな作品もありました。
 
 選考委員のみなさんには、作品に書かれてある意見、提言内容について、十分な説得力があるか、斬新な視点がみられるか、など熱心に論議をしていただき、上記のように決定しました。

 今回は、大阪自由大学賞は該当作なしとなりました。奨励賞には、大阪の現状、将来について明快にまとめておられた柿本茂昭さんの作品が選ばれました。

 全体的に見て、委員のみなさんから「テーマの設定がわかりにくかったのではないか」「ごく普通の市民にとって、何をどのように書いていいのか、難しい」という厳しいご指摘や、「私の好きな大阪人」など具体的な
課題を掲げたほうがいい、との助言をいただきました。


 大阪自由大学では、今回の結果を踏まえ同賞を今後さらに充実させ、育てていきたいと考えています。


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