2015年7月2日木曜日

大阪自由大学通信32号です。

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 2015年7月1日              (転載・転送・拡散歓迎)
 大阪自由大学(Osaka Freedom University)通信 32号
                   学長 倉光 弘己                         http://kansai.main.jp/
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●戦後70年企画

☆映画特別講座「激動の時代を生きた李香蘭ー映画『支那の夜』を見る」

7月6日(月)18:30~20:30
会場 上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2丁目5―8)
会場地図はhttp://www.ucf.jp/college/access.html
講師 上倉庸敬・大阪大学名誉教授
 解説を聞きながら、映画『支那の夜』を鑑賞し語り合います。
定員50人、参加費1000円

☆公開講演会「戦後70年から顧みる満洲国」

講師は、山室信一・京都大学人文科学研究所教授
 東京大学法学部卒。衆議院法制局参事、東北大学助教授、京大人文科学研究所 教授、今年3月まで同所長。著書に「キメラー満洲国の肖像」(吉野作造賞)、
「思想課題としてのアジア」。「憲法9条の思想水脈」(司馬遼太郎賞)など、紫
綬褒章(2009年)。
7月27日(月)18:30~20:00
会場は、上田安子服飾専門学校本館
定員50人、参加費1000円

 ☆連続講座「東アジアを考える」第3期「戦後70年―アジアと日本の現実」
 私たちの周囲には、アジアにルーツを持つ人たちが多く暮らしています。言葉の壁もあり、その生活はおおむね苦しいものです。しかも「多文化共生」の理想とは裏腹にまだまだ彼らへの偏見が根強く、戦後70年を迎えた今、不寛容な空気が漂い始めています。議論もさることながら、まず現実を知ることが大切です。今回は、中国帰国者や在日外国人の方々の生の声に耳を傾けてみます。
<4回>7月15日「技能実習生の実態」バングラデシュの女性
 (水曜日、19:00~21:00)
 会場:アジア図書館(大阪市東淀川区淡路5-2-17=阪急淡路駅から徒歩3分) 電話 06(6321)1839
 参加費1000円(資料代など)定員30人

●連続講座「挑戦する表現者たち―大阪に生きる」第2期シリーズ

 関西に拠点をおいて活躍中の作家、ジャーナリスト、アーテストなど多彩な表現者のみなさんに熱い思いを語っていただきます。
<第3回> 7月13日(月)「大阪の文学―その魅力と可能性」玄月さん(芥川賞作家) 開催時間は18:30~20:30.
会場は、上田安子服飾専門学校本館。
参加費各1000円、定員50人(先着順)

●連続歴史講座「大阪精神の系譜」  第8期「大衆音楽史の群像」

 大阪の心情や街角から発した曲、サウンドを通して、その時代性を読み解いていきます。

<第3回>8月8日(土)14:30~16:30
「笠置シヅ子の戦中と戦後~『ブギの女王』を育てた大阪的心情~」
講師 フリーライター(著「ブギの女王・笠置シヅ子」)砂古口早苗さん
 =戦中は「敵性歌手」、占領期は「敗戦歌手」。ブームを築いた「女王」が物
語る昭和史。
会場は、上田安子服飾専門学校本館
参加費1000円、定員50人(先着順)

●梅田公開サロン

 梅田でちょっと寄り道して知的な語らいを楽しみませんか
(毎回、ゲストを招き、倉光学長が聞き手になり、楽しいサロンを開きます)
第1回「ことばの磨き方ー私の創作ノートからー」
ゲスト、道浦母都子さん(歌人)

 9月4日(金)14:00~15:30
会場:大阪ガスエネルギー文化研究所 都市魅力室会議室
(大阪市北区大深町3の1 グランフロント大阪ナレッジキャピタルタワーC713号、タワーC玄関のエレベータで7階に上がってください)
定員30人、参加費1000円

●連続講座「スポーツに見る戦後70年」
 スポーツの歴史をたどると、その時代の社会の断面が見えてきます。戦後70年の今年、スポーツの面から戦後の歩みを振り返ってみます。第1弾は、昭和20年から22年に焦点を当てます。

<4>7月2日(木)14時「中等野球から高校野球へ」
 終戦と同時に中等学校野球も復活へと動き出した。戦前から大会に深く関わっていた佐伯達夫が中心となり、朝日、毎日両新聞社を巻き込んで組織作り、各校への周知、進駐軍への許可申請などに奔走し、21年夏に再開した。

<5>7月9日(木)14時「甲子園ボウル、マラソン」
 甲子園ボウルの原点は、20年12月に甲子園球場で行われた進駐軍同士による親善試合だった。22年に戦後のスポーツ事業を摸索した新聞社によって実現することになるが、21年にはマラソンも始まっており、スポーツは戦後復興とともに歩んで行く。
会場 大阪スポーツマンクラブ会議室
(大阪市西区靱本町2-1-4、靱テニスセンター地下、電話06・6441・0975、FAX6441・0977)。定員20人、受講料各1000円

●道浦母都子の「短歌塾」

 次回は8月29日(土)14:00~16:00 上田学園中津校舎「大阪総
合デザイン専門学校」〒531-0071 大阪市北区中津1丁目7番21号
(地下鉄・御堂筋線中津駅(5)号出口より 徒歩すぐ、阪急電車中津駅より 徒歩3分)。テキストは「新・百人一首」(文春新書)
参加される方は、次回の課題としてオノマトペ(擬声、擬態語)を使った1首と自由題の計2首を事前に提出してください。

●大阪自由大学「読書カフェ」(毎月1回)

 次回は7月18日(土)17:00~18:30
 会場は北浜教室(大阪市中央区平野町2-2-9、ビルサライ701号室)。
 取り上げるの『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告 』(文春新書、 2015/5/20)800円+税。エマニュエル・トッド  (著), 堀 茂樹 (翻訳)
 「冷戦終結と欧州統合が生み出した「ドイツ帝国」。EUとユーロは欧州諸国民を閉じ込め、ドイツが一人勝ちするシステムと化している。ウクライナ問題で緊張を高めているのもロシアではなくドイツだ。かつての悪夢が再び甦るのか?」

●大阪自由大学賞にご応募ください!!

 いわゆる「大阪都構想」は住民投票による「反対多数」で消えてしまいました。しかし、大阪、そして関西のこれからについて多くの課題が残されたままです。「大阪と私」「関西の力」についてみなさんの思い、意見、体験や提言などをお寄せください。
◎大阪自由大学大賞(副賞30万円)
◎同     奨励賞(副賞5万円、2件)
*「大阪と私」「関西の力」をテーマに原稿用紙10枚以内。未発表のものに限
ります。
<選考委員>
・後藤正治(ノンフィクション作家)
・黒川博行(直木賞作家)
・道浦母都子(歌人)
・木津川計(雑誌「上方芸能」発行人、大阪自由大学前学長)
・倉光弘己(大阪自由大学学長)
<募集期間>
 募集中。締め切りは7月末日まで(消印有効)。(結果発表は2015年9月
予定)
 <応募方法>
住所、氏名、年齢、連絡先(電話、メールアドレスなど)を記入し、印刷した
ものを郵送で大阪自由大学事務局あてにお送りください。
 大賞、奨励賞の受賞作は、大阪自由大学のホームページ上で公開するほか、受賞者には公開サロンで講演をお願いすることもあります。
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 大阪・自由大学の活動にはどなたもご参加いただけます。大阪の課題に限らず、いまの日本、世界の動きをみつめながらともに考えていくべきテーマについてご意見、ご提案をお寄せください。
*大阪自由大学は、会員によって支えられています。正会員(年額1万2000円)、賛助会員(年額2000円)。正会員の方は年間を通して原則無料で参加できます。(2015年4月1日改定)
 これまでに特別会員、正会員になっていただいている方は有効期間(1年間)
内はそのまま適用いたします。詳細はホームページをご覧ください)

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一般社団法人 大阪自由大学
大阪府吹田市豊津町9-22 大同門本部ビル7階(〒564-0051)
電話 06-6386-4575  FAX 06-6386-1893
E-mail: kansaiforum@gmail.com  URL: http://kansai.main.jp/
                    発行責任者 池田 知隆
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