連続歴史講座「大阪精神の系譜」3期の「ゴ―・ストップ事件の真相」
11月15日、キャンパスポート・大阪
1933(昭和8)年6月、大阪・天神橋6丁目の交差点で赤信号を無視して渡ろうとした兵士を巡査が注意したことから起きた「ゴーストップ事件」。やがて事件は陸軍と警察の対立にまでエスカレートした。その背景に何があったのか。残された資料と取材をもとに80年前に起きた事件の真相を説き明かす。
<講師> 朝野富三(あさの・とみぞう)さん
参加者の感想から
・ようやく「ゴー・ストップ事件」の経緯と結末がわかりました。とてもわかりやすく、時代背景や市民感情も交えてご説明いただき、感謝しています。軍がこれだけ上位の立場を貫こうとしてのも、軍に対して市民の批判など抑圧された鬱屈したものがあったのではないかと思います。
・無謀な太平洋戦争に突入した空気の流れが少しわかった。
・現代と当時の状況が似ている歴史性に興味をもてた。
・埋もれた歴史をひもといて時代のターニング・ポイントになる意義を再確認できたと思う。
・事件内容を詳しく知れてよかった。質疑応答も参考になった。過去の出来事ですまされないことと思う。
・時代が変わっても大阪仁のもっている気持ちが継続されていると思います。
・息子が陸上自衛隊(某県警ト併願した結果)したこともあり、大変興味深くきかせていただきました。
・小さな事件のようであるけど当時の時代背景がみえてくるものは大切な事実があるように気がします。今のこのときの政治を重ねてみる必要なあると思う。
・今日の状態を考える機会としたい。軍と警察という本来、国民・市民を守るべき立場を忘れた行動を思い起こし、示唆に富んでいる。こんなような官の行為をよく考えておかねばならない。
・歴史を学び、そのことから何を感じ、現代に教えることの大きさを痛感しました。素晴らしい感動の内容でした。ありがとうございました。
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