2014年10月3日金曜日

「映画に見る大阪」で「大阪の川」シリーズ始まる。10月2日


連続講座「映画に見る大阪」(第3期)の「大阪の川―水辺に生きる人たちの哀歓―」シリーズが始まりました。

 大阪に生きる人々は、ごく普通の庶民とはいえ、どうして鮮やかで人間味があふれているのでしょうか。銀幕からは、さまざまな喜び、哀しみを通して人間という性(さが)がくっきりと立ちのぼってきます。かつて東洋のベニスといわれた水都、大阪に生きる人たち。映画のなかに描かれたいくつかの場面を抜き出し、多彩な視点から語りあいます。
 企画 大阪の映画を楽しむ会(代表、上倉庸敬・大阪大学教授)

<第1回>10月2日(木)「道頓堀川」大阪大学教授・上倉庸敬さん
(宮本輝原作、深作欣二監督、松坂慶子、真田弘之出演。1982年)

 参加者のみなさんは、上倉さんの多彩な視点からの解説に魅了されたようです。

参加者の感想から。
・映画の見方というのを、学問的な説明の形で初めて聞いた。こういうふうに映画をみるのか、と知識を得た。
・初めて参加しました。映画の作り方が興味深かったです。
・道頓堀の「更科そば」でそばを食べ、法善寺の「アラビアコーヒー」でコーヒーを飲んでこの講座にやってきたので、よけいに心に残る講座でした。
・最高です。

次回からの日程は
<第2回>10月30日(木)「人生とんぼ返り」大阪大学招聘准教授・吉田馨さん
(マキノ雅弘監督、森繁久弥、山田五十鈴出演。1955年)
<第3回>11月6日(木)「明治任侠伝―三代目襲名」大阪大学招聘准教授・吉田馨さん
(加藤泰監督、鶴田浩二、藤純子出演、1965年)
<第4回>11月20日(木)「泥の河」大阪大学教授・上倉庸敬さん
(宮本輝原作、小栗康平監督、田村高廣、加賀まりこ出演、1981年)

(いずれも18時半~20時。 定員30人。参加費、1000円)

会場、上田安子服飾専門学校本館

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