2012年9月12日水曜日

大阪歴史シンポジウムのお知らせ


大阪歴史シンポジウムを開きます。
「“天下の台所”と海
  -水都・大坂の繁栄をもたらしたもの―」

 大阪は、かつて海に開かれた都市でした。江戸期においては菱垣廻船、北前船が出入りし、
日本最大の流通都市として繁栄を謳歌していました。しかし、かつて大阪に富をもたらした海の
存在が、いま、忘れられようとしています。
 大阪の海の玄関口近くにある大阪市立海洋博物館「なにわの海の時空館」は、来年3月末で
閉館となることが明らかになりました。2000年に市制100周年事業として約176億円かけて
開館したここに、巨大な菱垣廻船「浪華丸」が復元されましたが、この貴重な和船も引き取り手
が見つからないまま、消えていきかねません。
 わたしたちは、長年、大阪の地盤沈下を聞かされているうちに、明るい未来を描くことをあきら
めてしまいそうになっています。かつての繁栄をもたらした海という視点から大阪という都市の魅
力と大阪人の心意気を見つめなおしてみませんか。多くのみなさんとともに語り合いたいと願って
います。
開催日 11月17日(土)午後6時~8時半。
会場  キャンパスポート大阪(大阪駅前第2ビル)
講師  松木哲(神戸商船大名誉教授、元菱垣廻船建造監修委員会委員)
     脇本祐一(元日本経済新聞編集委員、著書に「豪商たちの時代」)
     木津川計(上方芸能発行人、大阪自由大学学長)
定員  100人(先着順)
参加費 1000円(資料代含む)
協力 AIBO

時空館シンポ01

0 件のコメント:

コメントを投稿