2025年12月1日月曜日

大阪自由大学通信137号(2025年12月1日発信)です。

  

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 2025年12月1日         (転載・転送・拡散歓迎)

 大阪自由大学(OSAKA FREEDOM UNIVERSITY)通信 137号

                       http://kansai.main.jp/

              参加申し込みはe-mail: kansaiforum@gmail.com へ。

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 ●映画塾

 ★「変わりゆく家族ー山田洋次のまなざしー」

  日常の暮らしの中に潜む小さな喜びや悲しみ。山田洋次監督の「家族」をテー 

マに据えた作品は、戦後の経済成長期、そして現代の家族や人間関係の複雑さ、 

多様な価値観による家族の絆や世代間の対立、愛情の表現などを丁寧に描き、観 

客に深い共感を呼び起こします。その中から4作品を選び、鑑賞します。


第4回=12月9日(火)『東京家族』(2013年公開)

  監督・山田洋次、脚本・山田洋次、平松恵美子 出演:橋爪功、吉行和子、夏

川結衣、中嶋朋子、蒼井優


 いずれも開催時間は14:00ー16:00

 講師は上倉庸敬さん(大阪大学名誉教授)

 会場 大阪淀屋橋・中楽坊情報館

 (大阪市中央区伏見町4-2-14、WAKITA藤村御堂筋ビル地下1階、大阪メトロ

「淀屋橋」駅13番出口すぐ)

 定員20人、参加費各回1000円

 

●公開講座「遍路にみる現代こころ模様ー「ヘンロ小屋」プロジェクトにかかわ

ってー」

 長い歴史の中でいま、最大の遍路ブーム?! 四国遍路道は約1200キロの道のり

です。歩き遍路が立ち寄って、足を伸ばし、一休みできる簡単な休憩所が「ヘン

ロ> 小屋」です。地元の人たちの土地提供、寄付金集め、労力奉仕によって次々

と建設しています。自らの遍路体験(10回)や小屋に立ち寄ったお遍路さんを通

して現代人のこころについて考えてみます。


 講師 梶川 伸 さん

 1947年生まれ。毎日新聞記者として37年、論説委員などを務めて退職。四国八

十八ヶ所霊場会の公認先達で、2006年から同プロジェクトにかかわっている。

(一般社団法人「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト」)

 

 12月2日(火)14:00ー15:30

 会場:大阪淀屋橋、中楽坊情報館

 定員20人 参加費1000円


●2025年スポーツ連続講座「スポーツ近代史余話 その真相を探る(その8)」

 

 社会の清涼剤であり、時代を映す鏡の役割を果たしてきたスポーツ。その歴史

を振り返りながら、スポーツを多面的に解剖し、社会とのつながりを見つめます。


 講師は、大阪スポーツマンクラブ会長、玉置通夫さん

 ★第10回12月11日(木) プロ野球唯一の天覧試合ー長嶋のサヨナラ本塁

 

 開催時間は14:00ー15:30 

 会場:大阪淀屋橋、中楽坊情報館

 定員20人 参加費 各回1000円


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●2026年に開催する講座

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●なにわ古代史11「継体天皇の統治ーその権力基盤とはー」

 

 6世紀初め突如登場した継体天皇は、即位後、樟葉(枚方)、筒城(京田辺)、

弟国(長岡京)と淀川水系流域に相次いで王宮を設置した。なぜ倭王にまで上り

つめることができたのか。権力基盤をどう拡大したのか。継体時代の統治をめぐ

る問題について考える。


講師 神戸大学大学院教授(日本古代史) 古市晃さん


2026年1月13日(火)14:00ー15:30

 会場 大阪・中之島公会堂大会議室(地下1階)

 定員 50人 参加費1000円

*参加者が定員に達しましたので、受付を終了しました。


●映画塾「市川崑が描いた女性像」


 市川崑監督は、女性の多様な側面を描きながら時代の変化を映し出した多くの

作品を残しています。この中から4作品を選び、戦後の女性をどのように描いて

きたのか見つめます。

 講師は、上倉庸敬さん(大阪大学名誉教授)


第1回=1月20日(火)『おとうと』(1960年公開)

 監督:市川崑、原作:幸田文、脚本:水木洋子、出演:岸惠子、川口浩、田中

絹代、森雅之、仲谷昇、浜村純、岸田今日子……

第2回=2月17日(火)『黒い十人の女』(1961年公開)

 監督:市川崑、脚本:和田夏十、出演:山本富士子、宮城まり子、中村玉緒、

岸田今日子、岸恵子、船越英二……

第3回=3月17日(火)『おはん』(1984年公開)

 監督:市川崑、原作:宇野千代、脚本:市川崑、日高真也、出演:吉永小百合、

石坂浩二、大原麗子、ミヤコ蝶々、常田富士男……

第4回=4月14日(火)  『映画女優』(1987年公開)

 監督:市川崑、原作:新藤兼人、脚本:新藤兼人、日高真也、市川崑、出演:

吉永小百合、森光子、石坂浩二、菅原文太、沢口靖子…


 開催時間は14:00~16:00

 会場 大阪淀屋橋・中楽坊情報館

 (大阪市中央区伏見町4-2-14、WAKITA藤村御堂筋ビル地下1階、大阪メトロ

「淀屋橋」駅13番出口すぐ)

 定員20人、参加費各回1000円


●公開講座「『文楽』になった八雲の『怪談』」


 2000年、小泉八雲生誕150年を期して「清和文楽」(熊本県清和村)のために八

雲作品『むじな』を戯曲化しました。その汗と涙の奮闘記を語ります。


 講師 土居郁雄さん(芸能研究家)

 伝統芸能から大衆芸能、大道芸まで幅広く研究を重ねている。元国立文楽劇場

職員。主な研究内容に「活(いき)人形とその細工人達ー松本喜三郎を中心に」

「近世大坂の見世物年表」など。


2026年1月27日(火)14:00-15:30 

 会場:大阪淀屋橋、中楽坊情報館

 定員20人 参加費 各回1000円 


●公開講座「小泉八雲と神戸」

 

 NHKの朝ドラ『ばけばけ』の主人公、ラフカディオ・ハーンは1894年、神戸に移

り住み、英字新聞『神戸クロニクル』の記者として勤務しました。そのしばらく

前から日本への帰化を考え始めていた彼は、神戸時代の1896年2月に妻セツの戸籍

に入り、正式に小泉八雲となります。神戸でどんな活動をしていたのか、語って

いただきます


 講師 谷川冬二さん(甲南女子大学国際学部国際英語学科教授)

 1957年生まれ。同志社大学卒。同大学院(修士)、大阪市立大学大学院

(博士)。梅花女子大学教授を経て現職。専攻はアイルランド文学など。


2026年2月10日(火)14:00-15:30 

 会場:大阪淀屋橋、中楽坊情報館

 定員20人 参加費 各回1000円 


●2025年スポーツ連続講座「スポーツ近代史余話 その真相を探る(その9)」

 

 社会の清涼剤であり、時代を映す鏡の役割を果たしてきたスポーツ。その歴史

を振り返りながら、スポーツを多面的に解剖し、社会とのつながりを見つめます。


第1回=2月12日  冬季オリンピックとメディア(上)(1924ー1956)

第2回=3月12日  冬季オリンピックとメディア(下)(1960-2026)

第3回=4月9日    プロ野球1リーグ終焉への序章

             -別所引き抜き、三原ポカリ事件ー

第4回=5月14日  パリ五輪陸上競技選手派遣問題ー官尊民卑への怒り

第5回=6月11日  東京六大学結成ー民法典論争の余波

第6回=7月9日    名古屋アジア大会ーアジア融和への役割

第7回=9月10日  南海初優勝―没収試合が手助け

第8回=10月8日  早慶戦6連戦ー異次元の戦い

第9回=11月12日    阪神戦後初Vーダイナマイト打線

第10回=12月10日  ボウリングー日本人初プレーヤーは竜馬?

(いずれも第2木曜日)

 開催時間は14:00ー15:30 

 会場:大阪淀屋橋、中楽坊情報館

 定員20人 参加費 各回1000円 


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*これまでの講座内容は大阪自由大学チャンネル(無料)にアップしています。

自由にご覧ください。

 https://www.youtube.com/channel/UCRve3OyXKISWOmERgWNlGCw/videos


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 大阪自由大学の活動にはどなたもご参加いただけます。大阪の課題に限らず、

いまの日本、世界の動きをみつめながらともに考えていくべきテーマについてご

意見、ご提案をお寄せください。


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大阪市中央区平野町2ー2ー9 ビルサライ701号(〒541-0046)

大阪自由大学

電話 050?7107?0741

e-mail: kansaiforum@gmail.com 

URL: http://kansai.main.jp/

                     発行責任者 池田 知隆

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