2019年3月22日金曜日

3月の読書カフェは第160回芥川賞受賞作『ニムロッド』でした。レジメつき。


読書カフェ(2019年3月16日)は、第160回芥川賞を受賞した上田岳弘の小説、『ニムロッド』(単行本は講談社、2019年1月刊、雑誌『文藝春秋』3月号に収載)をとりあげました。昨年12月号の文芸誌『群像』に掲載された200枚の作品です。

 仮想通貨がこの小説で扱われています。2009年に流通する通貨として登場する「ビットコイン」に何か不穏なものを感じた人もいたのではないでしょうか。それとこの小説に登場する「ニムロッド」こと荷室仁という名前がちょっと気になるのですが・・

レジメは
http://kansai.main.jp/swfu/d/bookcafe20190316.pdf



2019年3月19日火曜日

「大阪の映画文化史」その3 「百花繚乱、大阪映画」

大阪自由大学連続講座「新・大阪学事始」
「大阪の映画文化史」その3
「百花繚乱、大阪映画」
講師は武部好伸さん
2019年3月19日@大阪自由大学



大阪自由大学 連続講座「新・大阪学事始」 2019年3月19
大阪の映画文化史 ③
「百花繚乱、大阪映画」
「文芸」
〈織田作之助〉(オダサク)
オダサク原作の映画は12作 
 『夫婦善哉』(1955年、東宝)監督:豊田四郎
    『わが町』(1956年、日活)監督:川島雄三
〈谷崎潤一郎〉
    『細雪』(1983年、東宝)監督:市川崑 3回映画化 
『春琴抄』1976年、ホリ企画=東宝)監督:西河克己 5回映画化 
〈林芙美子〉
めし1951年、東宝)監督:成瀬巳喜男
水上瀧太郎〉(みなかみ・たきたろう)18871940
    『大阪の宿』(1954年、新東宝)監督:五所平之助
〈宮本輝〉
『泥の河』(1981年、木村プロ)監督:小栗康平
「将棋」
『王将』(1948年、大映京都)監督:伊藤大輔 5回映画化
「青春映画」
『ガキ帝国』(1981年、ATG=プレイガイドジャーナル社)監督:井筒和幸
『岸和田少年愚連隊』(1996年、松竹=吉本興業)監督:井筒和幸
「恋愛映画」
『ジョゼと虎と魚たち』(2003年、アスミック・エース・エンタテインメント、IMJエンタテインメント、関西テレビ、エス・エス・エム、博報堂)
原作:田辺聖子 監督:犬童一心 
「社会派」
『浪華悲歌(えれじい)』(1936年、第一映画)監督:溝口健二監督
『白い巨塔』(1966年、大映東京)監督:山本薩夫 原作:山崎豊子
「古典」
『心中天網島』(1969年、表現社=ATG)監督:篠田正浩
「商魂、船場モノ」
『ぼんち』(1960年=昭和35年、大映京都)監督:市川崑 原作:山崎豊子


「アウトロー」
『悪名』シリーズ16作(1961年~1974年、大映京都)
            監督:田中徳三、森一生、安田公義、マキノ雅弘、増村保造
『極道の妻』シリーズ10作(1986年~1997年、東映京都)
            監督:五社英雄、土橋亨、降旗康男、山下耕作、中島貞夫
「家族ドラマ」
『大阪物語』(1999年、吉本興業=関西テレビ=電通=近代映画協会など)
監督:市川準
「怪獣モノ」
『ゴジラの逆襲』シリーズ2作目(1955年、東宝)監督:小田基義
『大怪獣決闘・ガメラ対バルゴン』シリーズ2作目(1966年、大映東京)
監督:田中重雄
『ガメラ対大魔獣ジャイガー』シリーズ6作目(1970年、大映東京)
監督:湯浅憲明
「スポーツ」
『ミスター・ルーキー』(2002年、朝日放送・IMAGICA・衛星劇場・角川書店・ソニ
ー・デサント・電通関西支社)監督:井坂聡
「コメディー」
『ビリケン』(1996年、「ビリケン」製作委員会)監督:阪本順治
「アクション」
『ブラック・レイン』(1989年、パラマウント映画)監督:リドリー・スコット
「ファンタジー」
『プリンセス・トヨトミ』(2011年、東宝)監督:鈴木雅之 原作:万城目学



2019年3月18日月曜日

第62回読書カフェ(2019年4月20日)は中尾茂夫著『日本が外資に喰われる』(ちくま新書 2019.3)を取り上げます。

第62回読書カフェは中尾茂夫『日本が外資に喰われる』(ちくま新書 2019.3)

2019年4月20日(土)17:00~18:30 北浜教室

次回の読書カフェは、中尾茂夫『日本が外資に喰われる』(ちくま新書 2019.3)をとりあげます。

平成の30年とは「失われた30年」だったといってもよいでしょう。何が失われたのか。いまそれをじっくりと考える必要があると思います。経済学者である著者は「失われた30年」という時代推移を決したものは、外的要因だったといっています。えっと思うような話です。どんな要因であったのか、知りたいところです。

(出版社紹介文)
外資系が増え、英語が日常生活に不可欠となり、かつての日本的経営も細りつつある時代にあって、時代転換の出発点となった不良債権処理ビジネスに関わる政治経済力学を中心に、いかにして「失われた三十年」が演出されたのかを解きあかす。

2019年3月12日火曜日

「大阪の映画文化史」その2 「映画都市、大阪ー東洋一の撮影所など」レジメつき2019年3月12日

大阪自由大学連続講座「新・大阪学事始」
「大阪の映画文化史」その2
「映画都市、大阪ー東洋一の撮影所など」
講師は武部好伸さん
2019年3月12日@大阪自由大学


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大阪自由大学 連続講座「新・大阪学事始」 2019年3月12
大阪の映画文化史 ②
「映画都市、大阪~東洋一の撮影所など」

山川吉太郎 大阪映画製作のパイオニア
・千日前の三友倶楽部⇒日活大阪支店⇒東洋商会(大阪で最初の映画製作会社)⇒
天活(天然色活動写真)大阪支店 *天活大阪撮影所(鶴橋小橋)大阪最初の撮影所
  ・千日前の娯楽の殿堂「楽天地」の社長にも就任
「帝国キネマ演芸」
・大正9年(1920年)に設立 本社は大阪市南区末吉橋通り4丁目(現在の今橋交差点北西)
・松竹、日活に次ぐ日本第3位の映画製作会社
・東大阪の小坂(小阪)撮影所と芦屋撮影所
 *伊藤大輔監督が芦屋撮影所で、デビュー作『酒中日記』(1924年)を撮る
*芦屋製作のお盆映画『籠の鳥』(1924年)が空前の大ヒット
・昭和3年(1928年)5月、東大阪に長瀬撮影所を建造(敷地3万平方㍍)
「東洋のハリウッド」*傾向映画の傑作と評される『何が彼女をそうさせたか』(1930年)
・昭和5年(1930年)9月30日未明、火事で撮影所が全焼。
11年間(大正9年~昭和6年)に約1000本を製作。
「東亜キネマ」
・大正12年(1923年)、東京の八千代生命保険会社の資本で設立。本社は大阪市東区平野町
・西宮の甲陽撮影所と京都の等持院撮影所(元マキノ等持院撮影所)
 *喜劇王エノケン(榎本健一)が等持院撮影所で端役として映画デビュー
・甲陽撮影所では、主にアメリカ映画を真似た活劇、ハイカラな探偵映画などが撮られた
 *阪神間モダニズムの発信地
「極東映画社(キネマ)」
・昭和10年(1935年)、京都で極東映画社を設立 甲陽撮影所を拠点に製作
・翌年、羽曳野に極東古市撮影所を開設し、本社を移転
・主に子供向けのチャンバラ映画、忍術モノ、怪奇モノを量産
「瓢箪山撮影所」
・アシヤ映画が昭和5~6年、『化頭巾』、『人間三郎』など7本を製作
・昭和7年、東亜キネマの人気俳優、尾上菊太郎が設立した菊太郎プロが使用
枚方の撮影所「國精映画協会枚方撮影所」(昭和4年、枚方楽園内に設立)
「亜細亜映画旭ヶ丘撮影所」(昭和9年、牧野に設立)
「大阪港パーク撮影所」
・昭和2年(1927年)、築港遊園地内に開設
「ユニバーサル・スタジオ?」
・大正5年(1916年)ごろ、本庄北町? アメリカのユニバーサル映画の出先撮影所?
「阪東妻三郎プロダクション」
・大正14年(1925年)、大阪市北区曽根崎に本社設立
あまたの映画撮影所&教育・文化映画の製作所
「宝塚映画製作所」
・①昭和13年(1938年)②戦後の昭和26年(1951)年 ・昭和58年(1983)年、倒産

2019年3月5日火曜日

大阪自由大学講座「平成の天皇制について考える」河西秀哉・名古屋大学大学院准教授

大阪自由大学講座「平成の天皇制について考える」

<第2回>3月5日(火) 18:30~20:00
「平成の天皇制について考えるー象徴天皇制を
めぐって」

  日本国憲法に「象徴」と規定された天皇のあゆみを見ることで象徴天皇のあり方、平成とは何だったのか、さらに皇位継承について考えます。

 講師は河西秀哉・名古屋大学大学院人文学研究科准教授
 1977年、名古屋市生まれ。名古屋大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(歴史学)。京都大学大学文書館助教、神戸女学院大学文学部准教授などを経て現職。『「象徴天皇」の戦後史』(講談社選書メチエ)など。

『映画は大阪(難波)から始まった!』

新・大阪学事始
★3月は「大阪の映画文化史」講座です。
(1)3月5日=『映画は大阪(難波)から始まった!』(明治)

 “映画発祥の地”といえば、神戸も京都も大阪も名乗りをあげているけど、本当はどこ? 上映も興行も始まりは大阪だった!? 映画のスタジオでは東京、京都を思い浮かべるが、大阪には東洋一の撮影所があった。大阪の映画文化史をひもといてみます。
講師は武部好伸さん(エッセイスト)

レジメは
http://kansai.main.jp/swfu/d/osakaeiga20190305.pdf



2019年3月1日金曜日

大阪自由大学通信76号です。


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2019年3月1日             (転載・転送・拡散歓迎)
大阪自由大学(Osaka Freedom University)通信 76号
                         学長 倉光 弘己
                       http://kansai.main.jp/  
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●特別講座「平成と天皇制」
<第2回>3月5日(火) 18:30~20:00
「平成の天皇制について考えるー象徴天皇制を
めぐって」
  日本国憲法に「象徴」と規定された天皇のあゆみを見ることで象徴天皇のあり方、平成とは何だったのか、さらに皇位継承について考えます。
 講師は河西秀哉・名古屋大学大学院人文学研究科准教授
 1977年、名古屋市生まれ。名古屋大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(歴史学)。京都大学大学文書館助教、神戸女学院大学文学部准教授などを経て現職。『「象徴天皇」の戦後史』(講談社選書メチエ)など。

会場:上田安子服飾専門学校本館(大阪市北区芝田2ー5―8)
定員 60人、参加費 1000円

●特別講演会 4月16日14:00~15:30
「海の回廊、<海峡>からアジアの多様性を考える」
 マラッカ海峡はアジア諸地域を世界に結ぶ物流・人流の大動脈です。この海峡に浮かぶペナン島は30余の民族が共存する「小世界」です。この小島の100年から21世紀アジアの共存の姿を展望します。
 講師は重松伸司さん(立教大学アジア地域研究所特任研究員)
会場は 淀屋橋マスターズ情報館
(大阪市中央区伏見町4-2-14、WAKITA藤村御堂筋ビル地下1階、地下鉄淀屋
橋駅13番出口すぐ)。定員30人、参加費1000円(資料代など)

●特別講座「廣江輝夫さんによる<終活設計講座>」
 自らの老後について考え、後悔しない老後生活を送るためのポイントとはなにか、多くの人々の死をみつめ、遺族に付き添ってこられた廣江さんに語っていただきます。
(1)4月9日「エンディングノートの活用法」
(2)4月23日「理想の葬儀を考える」
 講師 廣江輝夫さん。公益社の遺族サポート「ひだまりの回」の設立時から運営スタッフとしてグリーフケアに取り組む。
 いずれも火曜日、14:00~15:30 会場は 淀屋橋マスターズ情報館
(大阪市中央区伏見町4-2-14、WAKITA藤村御堂筋ビル地下1階、地下鉄淀屋
橋駅13番出口すぐ)。定員30人、参加費は各回1000円(資料代など)

●「連続講座「新・大阪学事始」を開講中です。

 これからの大阪をどのように考え、つくりあげていけばいいのでしょうか。私たちは、大阪の歴史、文化をみつめるためにこれまで5年間にわたって連続歴史講座「大阪精神の系譜」(14期、計43回)などを開講してきました。それらを整理し、足元から再度、大阪のビジョンを描いていきたいと思っています。
会場は 淀屋橋マスターズ情報館
(大阪市中央区伏見町4-2-14、WAKITA藤村御堂筋ビル地下1階、地下鉄淀屋
橋駅13番出口すぐ)。定員30人、参加費は各回1000円(資料代など)

★3月「大阪の映画文化史」

 “映画発祥の地”といえば、神戸も京都も大阪も名乗りをあげているけど、本当はどこ? 上映も興行も始まりは大阪だった!? 映画のスタジオでは東京、京都を思い浮かべるが、大阪には東洋一の撮影所があった。大阪の映画文化史をひもといてみます。
講師は武部好伸さん(エッセイスト)
(1)3月5日=『映画は大阪(難波)から始まった!』(明治)
(2)3月12日=『映画都市、大阪~東洋一の撮影所など~』(大正、昭和初期)
(3)3月19日=『百花繚乱、大阪映画』(昭和、平成)
 (いずれも火曜日、14:00~15:30)

★「新大阪学事始」特別編 大阪の歴史散歩~歩けば歴史が見えてくる~
①北船場を歩く
4月19日(金)午後2時、北浜駅(京阪、地下鉄)25番出口を出た広場に集合。
 明治末期の商家のたたずまいを残し、今も事務所と使用されている国の重要文化財で
ある旧小西儀助商店(現コニシ)の内部を見学(通常は非公開)。くすりの道修町資
料館などを巡ったりしながら商都・大阪の歩みをたどります。所要2~3時間。
②現代版・七墓巡り
4月30日(火)午後2時、地下鉄谷町線・阿倍野駅6番出口を出たところに集合。
 江戸から明治にかけて流行したらしい<大阪七墓巡り>の現代版を試みます。五代友厚
ら著名人が眠る阿倍野墓地や、大塩平八郎親子の墓(成正寺)や緒方洪庵夫妻の墓
(龍海寺)などを回ります。所要3時間強。
◇案内人 元毎日新聞記者 長谷川信正さん。◇定員各20人 ◇参加費 各1500円
 いずれも小雨決行

★4月は「関西再起動」シリーズ経済編

(講師は池永寛明・大阪ガスエネルギー文化研究所長)
(1)4月9日「ルネッセ(再起動)「場」・大阪の失われた30年を考える
(2)4月16日「ルネッセ(再起動)「混」・大阪の実相を考える
(3)4月23日「耕」・大阪のこれからを考える
 注=いずれも火曜日、18:30~20:00、会場はおおさかシニアネット(大阪市中央区本町3-5-5、カネセビル3階 地下鉄本町駅3番出口より徒歩1分)

★5月は「大阪の戦後文学―ようやく在阪で活躍できる時代になって―」

 昨年、「大阪の近代文学」をテーマに、宇田川文海、梶井基次郎から藤澤桓夫、織田作之助まて丹念な地図と年表を使った分かりやすい講義で好評をいただいた高橋俊郎さんに再登壇していただきます。

(1)5月7日「司馬遼太郎と山崎豊子」
(2)5月14日「開高健と小田実」
(3)5月21日「田辺聖子と宮本輝」
 いずれも火曜日 14:00~15:30 淀屋橋マスターズ情報館        <文学散歩>5月28日(火)14時~16時(予定)。参加費1500円 、定員15人

★6月は「地震の日本史ー関西を中心にー」
(講師は地震考古学者、寒川旭さん)
(1)6月4日「古代と中世」
(2)6月11日「天下統一期」
(3)6月18日「近世から現在・未来に」
 注=いずれも火曜日 14:00~15:30 淀屋橋マスターズ情報館

●スポーツ連続講座「スポーツ近代史余話―その真相を探る(その3)―」

 スポーツは、時代相を色濃く反映して普及しました。それぞれ流れの中で、スポーツはどのように生きながらえたのか。抵抗することもあれば、迎合もした。いろいろな事案を通して、考えて見たいと思います。
 講師は大阪スポーツマンクラブ会長、玉置通夫さん)
   開催時間は18:30~20:00 
会場はおおさかシニアネット(大阪市中央区本町3-5-5、カネセビル  
 3階 地下鉄本町駅3番出口より徒歩1分)。定員40人、参加費 各回1000円

2、3月14日=朝日と読売の職業野球論争(昭和11年)
3、4月11日=プロ野球と日本語化闘争(昭和14年)
4、5月9日=中等学校野球、突然の中止命令(昭和16年)
5、6月13日=戦時下、延長28回の大熱戦(昭和17年)
6、7月11日=究極のプロ野球元日大会(昭和20年)
7、9月12日=プロ野球の国民リーグ(昭和22年)
8、10月10日=大阪の公立高校唯一の甲子園優勝(昭和24年)
9、11月14日=プロ野球の2リーグ分裂(同)
10、12月12日=高校ラグビーとサッカー大会の分離(昭和36年)

●「道浦母都子の短歌塾」

 隔月土曜日開催。次回は4月13日(土)14:00~16:00
上田学園中津校舎(大阪総合デザイン専門学校)
(大阪市北区中津1-7-21。地下鉄・御堂筋線中津駅(5)号出口より徒歩す
ぐ、阪急電車中津駅より 徒歩3分)
参加費は2000円。参加希望者は事務局にご連絡ください。
参加される方は、次回は題詠「緑(みどり)」と自由詠1首の計2首を事前に提出してください。次回に取り上げる歌人は「福島泰樹」です。
原則 偶数月の第2土曜日に開催します。

●読書カフェ(案内人、三室勇さん)

2019年3月16日(土)17:00~18:30 北浜教室
 次回の読書カフェは、第160回芥川賞を受賞した上田岳弘の小説、『ニムロッド』(単行本は講談社、2019年1月刊、雑誌『文藝春秋』3月号に収載)をとりあげます。昨年12月号の文芸誌『群像』に掲載された200枚の作品です。
 仮想通貨がこの小説で扱われています。2009年に流通する通貨として登場する「ビットコイン」に何か不穏なものを感じた人もいたのではないでしょうか。それとこの小説に登場する「ニムロッド」こと荷室仁という名前がちょっと気になるのですが。

●NEW!!「伝わる文章教室~体験と想いを言葉に~」第4期

自分の中で眠っていた想いや出来事を言葉で表すことで、新たな自分に出会っていく。そんな文章づくりに新聞記者OBたちと取り組んでみませんか。
①毎回、講師陣が課題を提示。800字前後にまとめて次回までに提出。
②講師陣が全ての作品を添削。教室で受講者による合評と講師による講評。
③講座終了後、各自の作品集「マイ冊子」を編集、製作(希望者、実費)
講師 元朝日新聞社会部記者 安村俊文
   元毎日新聞論説委員  池田知隆
   元毎日新聞編集委員  玉置道夫
開催日は3月9日~7月27日までの第2・4土曜日14:00~16:00
会場は「おおさかシニアネット」(大阪市中央区本町3-5-5カネセビル3階=地下鉄御堂筋線本町駅3番出口を出て本町交差点を東へすぐ)
定員10人(申し込みの際、年齢を明記)。参加費は計10回分(通期)2万円

●連続講座「東アジアを考える」
 現在、企画中。

●ソーシャルビジネスラボ
 大阪自由大学はソーシャルビジネスラボに挑戦します。ソーシャルビジネスラボは、社会貢献につながるビジネスを目指すみんなが集まるコミュニティです。新しい時代を切り開く若い人たちと社会経験が豊富な高齢者の世代交流の場であり、さまざまな知的交配を繰り広げていきたいと願っています。

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 大阪・自由大学の活動にはどなたもご参加いただけます。大阪の課題に限らず、いまの日本、世界の動きをみつめながらともに考えていくべきテーマについてご意見、ご提案をお寄せください。

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                       発行責任者 池田 知隆
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