2023年10月1日日曜日

大阪自由大学通信111号です(2023年10月1日発信)

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2023年10月1日           (転載・転送・拡散歓迎)

大阪自由大学(OSAKA FREEDOM UNIVERSITY)通信 111号

                      http://kansai.main.jp/

             参加申し込みはe-mail: kansaiforum@gmail.com へ。

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●大阪自由大学LINE公式アカウントを作成しました。最新情報を案内し、こちらからも簡単に参加申し込みできます。

https://lin.ee/i1yjw66


●映画塾

☆『「新しい戦前」の時代にー映画でたどる昭和史ー』その2

 ー抒情と怒り 木下惠介の世界ー

 昨年、生誕110周年を迎えた木下惠介監督。戦前に生まれ、中国の戦場での実体験が木下映画の原点の一つでした。今回、戦争に対する様々な想いが込められた4本の傑作を選びました。「軍国の母」の真情を込めた国策映画、戦争による苦難と希望、家族の強い絆…などを描き、昭和という時代の抒情と社会への怒りが深く、静かに伝わってきます。

 第2回10月10日(火)『二十四の瞳』(1954) 原作:壺井栄 出演:高峰秀子、月丘夢路、小林トシ子、田村高廣、笠智衆‥

 第3回11月14日(火)『喜びも悲しみも幾歳月』(1957)原作・脚本:木下惠介 出演:高峰秀子、佐田啓二、田村高廣、中村嘉葎雄‥

 第4回12月12日(火)『この子を残して』(1983)原作・永井隆。脚本・木下惠介、山田太一。出演:加藤剛、十朱幸代、大竹しのぶ‥

 いずれも14:00~16:00

 講師は 上倉庸敬さん(大阪大学名誉教授)

 会場 大阪淀屋橋、中楽坊情報館。

(大阪市中央区伏見町4-2-14 WAKITA藤村御堂筋ビル地下1階/大阪メトロ「淀屋橋駅」13番出口を出て南側すぐのビル)

 定員20人。各回1000円

●公開講座「漱石文学はすごい! 『こころ』から『明暗』へ」

 夏目漱石は文学をどこまでも探く究め、生きようとした。その作品世界には神の視点が迫り、人間の至り得る極北の時空を思わせる。

 第1回=10月12日(木)『こころ』の苦悩と、決裁

 第2回=11月 9日(木)『道草』の認識と、許し

 第3回=12月14日(木)『明暗』の確執と、可能性

 14:00~15:30。

 講師は鳥井 正晴さん(相愛大学名誉教授)

 兵庫県生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。漱石研究55年の蘊蓄(うんちく)を語っていただきます。

 会場 大阪淀屋橋、中楽坊情報館

 定員20人、受講料1000円

●なにわ歳時記「神農祭と今宮十日戎」

 大阪の祭りは「えべっさん」で始まり、「神農さん」で終わると言われています。

なにわ歳時記シリーズ、今回は、毎年11月22・23日に行われる少彦名神社の神農祭と、1月9~11日の今宮戎神社の十日戎について、絵画や写真資料を使いながら解説します。

 講師 澤井浩一さん(大阪歴史博物館 学芸員)

☆「神農祭」10月17日(火) 14:00~15:30

 薬のまち“道修町”の歴史とともに、祭りを支える神社や薬祖講、張子の神虎、特徴的な造り物など、祭りの諸相を紹介します。

☆「十日戎」12月7日(木) 14:00~15:30

 商売繁盛を願い吉兆を付けた福笹、華やかな宝恵駕籠、今宮十日戎の昔の姿、エビス信仰など、祭りとその周辺を紹介します。

 会場 大阪淀屋橋、中楽坊情報館

 定員20人 参加費 各回1000円

●新・大阪学事始「究める、極める『大坂/大阪画壇』」

 江戸時代から商工業都市として発展してきた大阪には、東京や京都とは異なる独自の豊かな文化があり、近世から近代にかけて多くの画家が活躍していました。大阪画壇研究の第一人者を講師に迎え、これまで語られることの少なかった大阪画壇に迫ります。

 第1回=11月15日(水)「木村蒹葭堂と大坂画壇」

 第2回=11月29日(水)「女性画家たちと近代大阪」

 時間は、いずれも14:00~15:30

 講師:中谷伸生さん(関西大学名誉教授)

 会場:大阪市総合生涯学習センター・第2研修室(大阪駅前第2ビル6階)

 定員30人、受講料1000円

●公開講座『皇帝プーチン 最後の野望』

 講師 中津孝司さん(大阪商業大学教授)

 大阪外国語大学ロシア語学科卒、神戸大学大学院博士後期課程単位取得。専門は国際エネルギー経営論。旧ソ連圏の政治・経済。著書に『皇帝プーチン 最後の野望』(2021年9月、創成社刊)

 11月28日(火)14:00~15:30

 会場、淀屋橋・中楽坊情報館

 定員20人、参加費1000円

●まちあるき企画「北船場を歩く 淀屋橋~北浜」

 毎回、大好評のまちあるき。今回のコースは、北船場(淀屋橋~北浜)です。

江戸時代や近代の歴史的建物を中心に、街の今昔を見て回ります。

主な解説箇所(建物内見学はありません)

武田薬品工業旧本社ビル・杏雨書屋、少彦名神社、生駒ビルディング、船場ビルディングなど

 当日は、イケフェス(生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪)の開催日で、界隈の多くの建物が特別公開されますので、まちあるき終了後に自由にご見学いただけます。この機会に、大阪のまちの魅力を再発見しませんか。

 天候不順の場合は、屋内でスライドを使用したガイドに変更となります。

 日時:10月28日(土)10:00~12:30

 講師:瀬古博之さん(中楽坊情報館館長)

 集合:大阪淀屋橋 中楽坊情報館

 定員15人、受講料1000円

●スポーツ連続講座「スポーツ近代史余話-その真相を探る(その6)」

 第8回=10月12日「大相撲の大木戸事件(東西相撲の確執)」

 第9回=11月 9日「ユニバーサルアクセス権(スポーツとTV放送)」

 第10回=12月14日「国連とIOC(加盟数の差異が意味するもの)」

 講師は大阪スポーツマンクラブ会長、玉置通夫さん)

 開催時間は木曜日18:30~20:00

 *喫茶「仏蘭西」(大阪市中央区本町3-4-11 丸寿本町ビル1階(電06-6262-6486、地下鉄本町駅3番出口)。

 定員20人、参加費1000円

●読書カフェ(ZOOMによるオンライン開催)

 次回の読書カフェは10月7日(土)午後5時から大阪・北浜、大阪自由大学事務所で開きます。(zoom参加も可能です)。参加費500円。

 取り上げる本は、畑中章宏『宮本常一 歴史は庶民がつくる』(講談社現代新書、2023年5月刊)です。案内人は三室勇さん。コロナ禍の間、オンラインで開催してきましたが、ひさびさの対面による読書カフェです。

 司馬遼太郎が岩波文庫の「私の三冊」のひとつにあげたのが、宮本常一の『忘れられた日本人』でした。司馬遼太郎は、宮本常一ほど日本の人と山河を確かな目で見た人は少ないと称賛した民俗学者です。彼のフィールドワークから多様な日本の姿を読み取ることができます。

 参加方法(ZOOM参加の場合)

 kansaiforum@gmail.com まで、メールで

「読書カフェ〇月〇日」zoom参加希望と記載の上、開催前日までにお申し込みください。メールをいただいたあと、招待メールとレジメ資料をお送りします。

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*これまでの講座内容は大阪自由大学チャンネル(無料)にアップしています。自由にご覧ください。

https://www.youtube.com/channel/UCRve3OyXKISWOmERgWNlGCw/videos

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 大阪自由大学の活動にはどなたもご参加いただけます。大阪の課題に限らず、いまの日本、世界の動きをみつめながらともに考えていくべきテーマについてご意見、ご提案をお寄せください。

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大阪市中央区平野町2-2-9 ビルサライ701号(〒541-0046)

大阪自由大学

電話 050-5583-7403

e-mail: kansaiforum@gmail.com 

URL: http://kansai.main.jp/

                    発行責任者 池田 知隆

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