10月12日(土)午後5時から北浜教室。
案内人、三室勇さん
話題の本 白井聡著「永続敗戦論」
日本の戦後のとらえ方について参加者から自由奔放で積極的な意見が出され、とても刺激的出深い議論がなされ、とても楽しい読書カフェを開くことができました。
次回は11月9日(土)午後5時から北浜教室で開きます。
参加される方は、必ずしも、話題の本を読んでこなくても結構です。
話題の本を入り口に自由に語り合いたいと思っています。
案内人の三室さんから次のような提案がありました。(文責、池田知隆)
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『永続敗戦論』で論じられた日本の戦後は、冷戦体制に移行した戦後世界において、米国が日本に反共の砦としての役割を与えたことが大きかったといえます。
米国は占領期を通じ、日本のアメリカ化を進めていきました。1952年の「主権回復」後の戦後体制形成にもCIAを通じて、さまざまな工作が行なわれます。その一端を『CIAと戦後日本』でみることにしたいと思います。
占領期日本を見直すこと、いま大事だと感じています。山本武利『GHQの検閲・諜報・宣伝工作』(岩波現代全書)は、占領期の米国の公開文書を使って、アメリカ化の実態に迫っています。
三室 勇
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