大阪からみた「大阪の近代文学」
西鶴や近松の昔から大坂は文芸の発信地だった。近代以降、文壇・詩壇
は首都東京中心になった様相だが、かつて織田作之助は「自分の小説修行
は大阪勉強である」と言い切った。その意味を、「大阪であること」を出
発点にして、「大阪なるもの」にこだわった小説家や詩人たちの中に探っ
てみたい。
5日 大阪からはじまった読み物の潮流
~新聞小説から出た宇田川文海・渡辺霞亭らの先進性~
12日 大阪で生れたから生れた小説や詩
~百田宗次・梶井基次郎・三好達治そして小野十三郎ら~
19日 大阪を離れなかった訳
~藤澤桓夫・織田作之助・司馬遼太郎・田辺聖子そして長谷川幸延ら~
講師は大阪文学振興会 総務委員 高橋 俊郎(タカハシ トシロウ)
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