「都市思想の先覚者―関一の軌跡と大大阪」
6月21日午後6時半からキャンパスポート大阪で。
大阪市史料調査会 松岡弘之さん
レジメ内容は
○はじめに
○「大大阪」の課題

・都市計画
・公益事業
・都市社会事業
・都市の自治
○むすびに
1930年代、試練にさらされる関の自由主義
○参加者の感想から
・今の大阪市の骨格を「社会思想家として社会改造を実行された」大変な人物である。当時として自由主義にもとづく意見もw発表された。面白いドラマを作成されたらよいが・・
・奥深い知見を披露していただき、ありがとうございました。ほんの一部分だったともいますが、示唆に富む話でした。強い国民・・どうのようにできていくのか?マスコミに踊らされている現代、新しきものであれば、なんでも賛同・・市場原理、競争原理万能主義信奉者多数。現大阪市長も多くの経済学者も。関一のような哲学を考えるリーダー、もっとでないものか。
・大阪の近代化の流れについて知ることができ、よい勉強になりました。関一の功績は多く、いまの大阪に残されているものも多いことから、このテーマを分割していただければ、より深く大阪を知ることができたと感じました。
関の時代は、財政も厳しいなか、地方で寄付文化の時代でもあったと思います。大阪城の天守閣をはじめとして大阪市民の力強さも感じる時代を知ることができたのではないでしょうか。
・前回の池上四郎氏に続き、今回、関一の思想等がよくわかりました。
・関一氏のメモや生の言葉により、大阪の都市づくりの「土台」が見えたように思えます。とてもすばらしい今に通じる思想を形にされたことに感銘を受けます。
・「強き政府を希望せず、強き国民を希望する」。印象に残った言葉です。
・わかりやすく面白いお話でした。今の時代背景と重なるところもあり、興味深く、人物についても感銘いたしました。知るべき人はたくさんいたのだろうといまさらながら思いしるところです。
・奥の深いストーリー性のある話、とても楽しかったです。
関一の生のメモを引用しての説明はユニークで、おもしろかった。
など多数寄せされました。
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松岡さんからコメントが届きました。
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- ○当日はお足元が悪いなか、多くの方がご参加くださり、私もすごくありがたかったです。
なお、子息・秀雄の検挙事件についてご質問いただいた際、当方誤って起訴猶予と述べましたが、執行猶予の判決を受けていました。申し訳ありません。
この事件に関しては、市史の紀要『大阪の歴史』39号に掲載されている広川禎秀「なぜ、関一・秀雄の獄中往復書簡は残されたのか」で詳しく分析されています。
紀要・『関一の手帖』とも大阪市内の図書館でご覧いただけます。購入を希望される場合は市史までお問い合わせ下さい2013年6月23日 11:45・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お世話になっております。当日はお足元が悪いなか、多くの方がご参加くださり、私もすごくありがたかったです。
返信削除なお、子息・秀雄の検挙事件についてご質問いただいた際、当方誤って起訴猶予と述べましたが、執行猶予の判決を受けていました。申し訳ありません。
この事件に関しては、市史の紀要『大阪の歴史』39号に掲載されている広川禎秀「なぜ、関一・秀雄の獄中往復書簡は残されたのか」で詳しく分析されています。
紀要・『関一の手帖』とも大阪市内の図書館でご覧いただけます。購入を希望される場合は市史までお問い合わせ下さい。